資料3-2 製造販売業者からの国内副作用等報告の状況 (490 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26332.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会(令和4年度第1回 6/22)《厚生労働省》 |
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報告受領日
販売名(一般名)
患者
性別
年代
原疾患(簡略名)
感染症名
投与年月
投与前検査(年月)
企業投与前
検査
投与後検査(年月)
企業投与後
検査
受血者個別NAT
献血者個別NAT
1本目輸血後 副作用症状なし。
1本目輸血16日後(2本目輸血開始20分前) BT 37.1℃、BP 101/42 mm/Hg、HR 85/min、SpO2 94%(O2 1 L/min)。
2本目輸血。
2本目輸血開始2時間後 輸血終了。BT 37.2℃、BP 111/65 mm/Hg、SpO2 99%(O2 1 L/min)。
2本目輸血翌日 BT 37-37.6℃の熱と左胸痛出現。
2本目輸血5日後 BT 37.6℃。O2 1 L/min。
2本目輸血6日後 SpO2 80%(O2 5 L/min)。
BT 36.8℃、BP 142/60 mmHg、HR 81 /min、SpO2 98%(O2 2 L/min)。
体温測定1時間53分後 左膿胸ドレナージ開始。
体温測定1時間58分後 SpO2 88%(O2 4 L/min)。
体温測定2時間18分後 SpO2 98%(O2 3 L/min)。
体温測定2時間36分後 アンピシリンナトリウム/スルバクタムナトリウム1.5 g 2バイアル投与。
体温測定9時間38分後 BT 38.6℃、BP 121/55 mmHg、SpO2 95%(O2 3 L/min)。
体温測定11時間48分後 BT 38.7℃、BP 151/71 mmHg、SpO2 97%。呼吸困難改善。
患者胸水培養検査及び患者血液培養検査実施。
8
2022/2/14
照射赤血球液-LR(人赤血球液(放
男
射線照射))
70 血液腫瘍
サルモネラ症 22/01
輸血前 BT 36.6℃、BP 143/59 mmHg、
HR 66 /min、SpO2 96%(O2 1 L/min)。
2本目輸血7日後 BT 38.2℃、BP 138/60 mmHg、HR 72 /min、SpO2 97%(O2 5 L/min)。
2本目輸血6日後実施の患者胸水培養検査より、グラム陰性桿菌検出。
当該輸血用血液のセグメントチューブ2本にてサルモネラ菌に対する細菌培
養試験を実施し、全て陰性。
-
当該輸血用血液の残余にて細菌培養試験、エンドトキシン試験を実施。
細菌培養試験:Escherichia coli を同定
エンドトキシン試験:2,000 pg/mL以上
患者及び当該輸血用血液の残余より検出された2つの菌株の遺伝子型試
験:実施予定
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調査中
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2本目輸血8日後 BT 38.3℃、BP 110/58 mmHg、HR 83 /min、SpO2 98%。
体温測定5分後 メロペネム水和物投与。
体温測定1時間後 BT 37.0℃、BP 106/56 mmHg、HR 77 /min、SpO2 94%。
2本目輸血11日後 BT 37.3℃、BP 110/74 mmHg、HR 90 /min、SpO2 96%。
体温測定5分後 セフトリアキソンナトリウム投与。
体温測定45分後 BT 37.1℃、BP 112/76 mmHg、HR 80 /min、SpO2 100%。
2本目輸血6日後実施の患者胸水培養検査より、サルモネラ菌を同定。
2本目輸血12日後 BT 37.0℃、BP 100/80 mmHg、HR 68 /min、SpO2 96%。
体温測定2時間5分後 BT 37.1℃、BP 122/81 mmHg、HR 80 /min、SpO2 96%。
2本目輸血6日後実施の患者血液培養検査は陰性。
2本目輸血13日後 BT 37.2℃、BP 95/51 mmHg、HR 85 /min、SpO2 98%。
体温測定2時間30分後 BT 36.7℃、BP 104/54 mmHg、HR 75 /min、SpO2 98%。
2本目輸血20日後 BT 36.1℃、BP 121/53 mmHg、HR 70 /min、SpO2 98%(O2 2 L/min)。
抗生剤治療などで軽快。
輸血開始40分後 悪寒戦慄、呼吸苦訴えあり。SpO2 90-97%。変動あり。BT 37℃、HR 80 /min台。ヒドロコルチゾン 100 mg投与。
輸血開始45分後 BT 37.0℃、BP 154/81 mmHg、HR 87 /min、SpO2 97%(O2 2 L/min)。
輸血中止。
輸血開始1時間35分後 BT 39.7℃、BP 110/60 mmHg、HR 108 /min、SpO2 99%(O2 2 L/min)。
輸血開始2時間49分後 BT 40.5℃。ロキソプロフェンナトリウム 1錠内服。
輸血開始6時間10分後 BT 37.8℃、BP 66/43 mmHg、HR 85 /min。
輸血開始6時間30分後 BP 74/44 mmHg。輸液負荷とノルアドレナリン投与開始するも血圧上昇せず、メロペネム 1 g投与。
患者血液培養検査実施。
輸血翌日 BT 36.2℃、BP 60/36 mmHg、HR 97 /min。
血圧上昇せず意識障害出現。CHDF、エンドトキシン吸着開始。ノルアドレナリン、合成バソプレシン 投与開始。メロペネム 3 g/日投与続
行。
人工呼吸管理開始。
SpO2 63-100%(人工呼吸管理)。
9
2022/3/10
照射濃厚血小板-LR(人血小板濃厚
女
液(放射線照射))
50 血液腫瘍
大腸菌感染
エンドトキシン 22/03
ショック
輸血前 BT 36.3℃、BP 142/78 mmHg、
HR 79 /min、SpO2 98%。
輸血2日後 BT 37.0℃、BP 98/54 mmHg、HR 104 /min。
SpO2 24-95%(人工呼吸器管理)。
輸血日実施の患者血液培養検査より、Escherichia coli を同定。
輸血3日後 BP 125/78 mmHg、HR 96 /min。
輸血4日後 BT 37.1℃、BP 134/89 mmHg、HR 90 /min。
SpO2 94-98%(人工呼吸器管理)。
輸血5日後 抜管され自発呼吸できるようになった。意識あり。
BT 36.2℃、BP 109/67 mmHg、HR 74 /min、SpO2 74%(O2 3 L/min)。
輸血6日後 BT 36.4℃、BP 106/66 mmHg、HR 77 /min。
SpO2 93-100%(O2 4 L/min)。
医療機関にて実施した輸血セットルート内残血培養検査より、グラム陰性桿菌検出。その後、Escherichia coli を同定。
1本目輸血実施。
1本目輸血翌日 2本目輸血実施。
10
照射赤血球液-LR(人赤血球液(放
2022/3/10
男
射線照射))
血液疾患
70
肝・胆・膵疾患
細菌感染
22/03
輸血前 BT 36.0℃。
1本目輸血2日後 発熱あり。意識レベル低下あり。BT 38℃台。
血液培養検査実施。
1本目輸血3日後 1本目輸血2日後実施の患者血液培養検査より、グラム陽性球菌を検出。
489
備考