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新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬の医療機関への配分について(別紙及び 疑義応答集の修正) (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/content/000959634.pdf |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症における中和抗体薬の医療機関への配分について(別紙及び 疑義応答集の修正)(7/1付 事務連絡)《厚生労働省》 |
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1
ゼビュディ(以下別紙2において「本剤」という。)は、現状、安定的な供給が難
しいことから、一般流通は行わず、厚生労働省が所有した上で、対象となる患者が発
生した医療機関からの依頼に基づき、無償で譲渡することとしたものです。このため
本剤の配分を受けられる医療機関は、病院若しくは有床診療所又は無床診療所(以下
「対象医療機関」という。)とし、必要以上の配分依頼や投与対象者以外への投与控
えていただくようお願いします。
2
本剤の効能・効果は「SARS-CoV-2 による感染症」であり、添付文書において
「SARS-CoV-2 による感染症の重症化リスク因子を有し、酸素投与を要しない患者を
対象に投与を行うこと」などとされています(以下参照)。
<参考:本剤の添付文書(抜粋)>
4.効能又は効果
SARS-CoV-2 による感染症
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 臨床試験における主な投与経験を踏まえ、SARS-CoV-2 による感染症の重症化リス
ク因子を有し、酸素投与を要しない患者を対象に投与を行うこと。
5.2 他の抗 SARS-CoV-2 モノクローナル抗体が投与された高流量酸素又は人工呼吸器管
理を要する患者において症状が悪化したとの報告がある。
5.3 本剤の中和活性が低い SARS-CoV-2 変異株に対しては本剤の有効性が期待できない
可能性があるため、SARS-CoV-2 の最新の流行株の情報を踏まえ、本剤投与の適切性
を検討すること。
6.用法及び用量
通常、成人及び 12 歳以上かつ体重 40kg 以上の小児には、ソトロビマブ(遺伝子組換
え)として 500mg を単回点滴静注する。
7.用法及び用量に関連する注意
SARS-CoV-2 による感染症の症状が発現してから速やかに投与すること。症状発現から
1 週間程度までを目安に投与することが望ましい。
重症化リスク因子については、その代表的な例として、承認審査での評価資料とな
った海外第Ⅱ/Ⅲ相試験(COMET-ICE 試験、214367 試験)の組み入れ基準、新型コロ
ナウイルス感染症に係る国内の主要な診療ガイドラインである「新型コロナウイルス
感染症(COVID-19)診療の手引き・第 7.2 版」(令和4年5月9日)又は特例承認の
際に根拠とした米国の緊急使用許可(EUA)において例示されている重症化リスク因
子が想定されます(下表)。
加えて、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 12 条第1項
及び第 14 条第2項に基づく届出の基準等について(一部改正)」(令和4年6月
30 日付け厚生労働省健康局結核感染症課長通知)により、新型コロナウイルス感染
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ゼビュディ(以下別紙2において「本剤」という。)は、現状、安定的な供給が難
しいことから、一般流通は行わず、厚生労働省が所有した上で、対象となる患者が発
生した医療機関からの依頼に基づき、無償で譲渡することとしたものです。このため
本剤の配分を受けられる医療機関は、病院若しくは有床診療所又は無床診療所(以下
「対象医療機関」という。)とし、必要以上の配分依頼や投与対象者以外への投与控
えていただくようお願いします。
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本剤の効能・効果は「SARS-CoV-2 による感染症」であり、添付文書において
「SARS-CoV-2 による感染症の重症化リスク因子を有し、酸素投与を要しない患者を
対象に投与を行うこと」などとされています(以下参照)。
<参考:本剤の添付文書(抜粋)>
4.効能又は効果
SARS-CoV-2 による感染症
5.効能又は効果に関連する注意
5.1 臨床試験における主な投与経験を踏まえ、SARS-CoV-2 による感染症の重症化リス
ク因子を有し、酸素投与を要しない患者を対象に投与を行うこと。
5.2 他の抗 SARS-CoV-2 モノクローナル抗体が投与された高流量酸素又は人工呼吸器管
理を要する患者において症状が悪化したとの報告がある。
5.3 本剤の中和活性が低い SARS-CoV-2 変異株に対しては本剤の有効性が期待できない
可能性があるため、SARS-CoV-2 の最新の流行株の情報を踏まえ、本剤投与の適切性
を検討すること。
6.用法及び用量
通常、成人及び 12 歳以上かつ体重 40kg 以上の小児には、ソトロビマブ(遺伝子組換
え)として 500mg を単回点滴静注する。
7.用法及び用量に関連する注意
SARS-CoV-2 による感染症の症状が発現してから速やかに投与すること。症状発現から
1 週間程度までを目安に投与することが望ましい。
重症化リスク因子については、その代表的な例として、承認審査での評価資料とな
った海外第Ⅱ/Ⅲ相試験(COMET-ICE 試験、214367 試験)の組み入れ基準、新型コロ
ナウイルス感染症に係る国内の主要な診療ガイドラインである「新型コロナウイルス
感染症(COVID-19)診療の手引き・第 7.2 版」(令和4年5月9日)又は特例承認の
際に根拠とした米国の緊急使用許可(EUA)において例示されている重症化リスク因
子が想定されます(下表)。
加えて、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第 12 条第1項
及び第 14 条第2項に基づく届出の基準等について(一部改正)」(令和4年6月
30 日付け厚生労働省健康局結核感染症課長通知)により、新型コロナウイルス感染
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