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【資料】テクノロジー活用等による生産性向上の取組に係る効果検証について (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26624.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第211回 7/5)《厚生労働省》
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介護ロボット等の効果測定事業(令和3年度実証事業)概要
目的

介護ロボット等の活用によって介護事業所における利用者の生活の維持・向上と業務効率化や職員の負担軽減等を図る観点から、
介護ロボットの導入効果の実証を実施するとともに、実証から得られたデータの分析等を行い、次期介護報酬改定の検討に資す
るデータを整備すること等を目的とする 。

実証調査のテーマ①夜間見守り
a) 見守り機器及びインカムを複数導入することに
より、ケアの質を確保しながら、夜間業務の効率化
を実証する。

実証目的

b) 令和3年度介護報酬改定審議報告において指摘
のあった「実証データの収集」を行うため、対象
サービスを広げエビデンスデータを確保する。
対象機器
実証
施設数

実証調査のテーマ②
実証目的

導入モデルの実証

介護現場における課題に応じた機器導入・効果的な
オペレーション変更等、実証計画の立案を行い、効
果の検証を行うとともに、一連の取組事例を収集・
整理する。

対象機器

見守り機器
60施設程度(特養、老健、認知症GH)

介護ロボットのパッケージ

下記3種を導入施設の課題に応じて導入(複数導入も有)
○移乗支援(装着、非装着)
○排泄予測
○介護業務支援(ICT機器)

実証
施設数

40施設程度(特養、老健、特定施設等)
【厚生労働省ホームページ】
介護ロボットのパッケージ導入モデル
https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000928398.pdf

各実証の調査項目(一部)

介護ロボット等の導入によるケアの質・職員の負担軽減・業務効率化等への影響について、実証委員会に諮った上で、調査項目を策定。
調査分類

説明

利用者向け調査

ADL評価(Barthel Index)/認知機能(認知症高齢者の日常生活自立度、DBD13)/意欲(Vitality Index)/利用
者のコミュニケーションの変化/利用者の社会参加の変化/QOL(WHO-5)/機器利用によるケア内容の変更/利用者
からのご意見

職員向け調査

職員概要(年齢、職種、役職、経験年数等)/心理的負担(心理的ストレス反応測定尺度SRS-18)/機器利用による
意欲の変化/機器利用による職員は業務の変化/機器利用の満足度(福祉用具満足度評価QUEST)/腰痛の程度

タイムスタディ調査

10分毎に実施した業務時間(分)を自記(5日分)/記入者負担軽減のため、10~15項目程度の調査項目

ケア記録調査

【夜間見守り】職員の訪室回数、自立排泄の回数、おむつ交換の回数、トイレ誘導の回数/【移乗支援(装着/非装
着)】利用者タイムスタディ調査/【排泄支援】自立排泄の回数、おむつ交換の回数、トイレ誘導の回数

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