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【資料】テクノロジー活用等による生産性向上の取組に係る効果検証について (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26624.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第211回 7/5)《厚生労働省》
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介護ロボット等の効果測定事業(令和3年度実証事業)の主な結果②
排泄支援機器

• 機器導入初期の段階においては、排泄支援に関する業務時間が一時的に増加するが、一定の機器の継続使用により習熟し、「訪室し
なくても利用者の状況が分かる」や「訪室回数合計が減る」等の効果が感じられるようになり、機器導入一定期間後、排泄支援にか
かる時間が小さくなった。機器の導入により、データを用いた介護ができる点で、ケアの質の向上につながっていることが示唆され
た。また、ヒアリング調査からは機器をきっかけとしたケア提供を通じて、職員と利用者の意思疎通がより円滑となったことが伺え
た。

機器導入による
業務の変化

1施設当たりの排泄
ケアにかかった時間
(分/日)

介護業務支援(ICT機器)

• 機器導入によって、記録業務等を都度できるようになるため、間接業務に関する時間短縮になるだけでなく、記録の正確性向上にも
つながっていることが把握できた。
• 緊急時等にインカムですぐ連絡が取れるため、即時対応ができることが効果として把握できた。また、離れてコミュニケーションを
とれるため感染予防等の効果も期待される。

職員タイムスタディ
調査の結果(全体)

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