３ 建築物における吹付石綿等の処理状況に関する事項
(1) 吹付材等における石綿の使用状況
事業所にむき出しの状態の吹付材等がある事業所の割合は 2.9％となっている。
このうち、石綿が使用されている吹付材等がある事業所の割合は 19.5％となっている。（第７表）
第７表 吹付材等における石綿の使用状況別事業所割合
＜令和３年＞

(単位:％）

吹付材等における石綿の使用状況
区

分

事業所にむき出しの状態の吹付材 吹付材等に石綿
吹付材等に石綿
が使用されてい 石綿が使用され 石綿が使用され が使用されてい
等がある事業所計 1)2)3)
るか調べたこと ている吹付材等 ている吹付材等 るか調べたこと
がある
がある
がない
がない

[

（事業所規模）
1,000
500
300
100
50
30
10

人以上
～
999人
～
499人
～
299人
～
99人
～
49人
～
29人

[
[
[
[
[
[
[

2.9]

100.0

71.5

19.5

52.0

11.5

16.6]
9.5]
8.5]
7.0]
5.6]
2.2]
2.4]

100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0

95.2
99.4
95.8
83.8
89.7
79.1
60.6

36.0
38.8
53.8
20.7
14.5
13.9
20.0

59.2
60.6
42.1
63.1
75.2
65.2
40.6

4.3
0.3
3.6
5.8
6.2
1.6
16.6

注：1) [ ]は、全事業所のうち、事業所にむき出しの状態の吹付材等がある事業所の割合である。
2) 「事業所にむき出しの状態の吹付材等がある事業所計」には、「吹付材等に石綿が使用されているか調べたことがあるかどうかわからない」を含む。
3) 「吹付材等」は、吹付材、耐火被覆材、保温材、断熱材をいう。

(2) 石綿が使用されている吹付材等をむき出しの状態にしている理由
石綿が使用されている吹付材等がある事業所について、その吹付材等を除去、封じ込め又は囲い込みを
せず、むき出しの状態にしている理由（複数回答）をみると、「除去等の工事を行う予定」が 32.4％、「損傷、劣
化はしておらず、危険はないと考えているため」が 31.0％、「通常の使用に支障はなく、特に対応が必要と考
えていないため」が 29.9％となっている（第８表）。
第８表 石綿が使用されている吹付材等をむき出しの状態にしている理由別事業所割合
＜令和３年＞

区

(単位:％）

分

（事業所規模）
1,000
500
300
100
50
30
10

人以上
～
999人
～
499人
～
299人
～
99人
～
49人
～
29人

石綿が使用されている吹
1)2)
付材等がある事業所計

[ 19.5]
[
[
[
[
[
[
[

36.0]
38.8]
53.8]
20.7]
14.5]
13.9]
20.0]

損傷、劣化
はしておら
ず、危険は
ないと考え
ているため

むき出しの状態にしている理由（複数回答）
通常の使用
除去等が法
に支障はな
除去等の工 除去等の工
令上の義務 除去等の工
く、特に対
事に費用が 事に手間が
ではないと 事を行う予
応が必要と
かかるため かかるため
考えている 定
考えていな
ため
いため

その他

100.0

31.0

17.8

12.8

29.9

2.6

32.4

17.6

100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0

55.1
54.1
21.8
43.3
42.2
30.3
25.4

20.6
10.5
0.3
7.0
11.1
37.4
20.5

15.5
5.4
19.1
0.4
7.3
7.3
16.9

22.0
46.2
43.1
37.0
31.7
48.6
24.2

3.7
5.6
8.6
2.1
3.8
1.1

44.0
26.5
58.1
48.0
41.1
10.2
28.0

24.4
5.4
4.2
2.8
4.4
4.7
26.5

注：1) [ ]は、事業所にむき出しの状態の吹付材等がある事業所のうち、石綿が使用されている吹付材等がある事業所の割合である。
2) 「石綿が使用されている吹付材等がある事業所計」には、「むき出しの状態にしている理由不明」を含む。

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