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介護福祉士国家試験の今後の在り方について(報告書) (10 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10377.html
出典情報 介護福祉士国家試験の在り方に関する検討会」の報告書を公表します(3/27)《厚生労働省》
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5.試験日程等について
【試験日程・試験時間について】


筆記試験については、現在、午前に領域「人間と社会」及び「介護」につ
いて、午後に領域「こころとからだのしくみ」及び「医療的ケア」、総合問
題について、試験が行われている。



試験時間は、午前が 110 分(配慮が必要な受験者は、1.3 倍(145 分)又
は 1.5 倍(165 分)となる場合がある)、午後が 110 分(同)となっており、
合計 220 分(1.3 倍の場合は 290 分、1.5 倍の場合は 330 分)である。



今回の教育内容の見直しにおいては、領域「介護」の目的に「各領域での
学びと実践の統合」が追加されたことから、出題する順番の見直しが必要で
あり、午前に領域「人間と社会」及び「こころとからだのしくみ」

「医療的
ケア」について、午後に領域「介護」及び総合問題について、試験を行うこ
とが適当である。



なお、出題する順番の見直しを行う場合も、現行と同様、適正な試験時間
を確保する必要がある。



以上の検討を踏まえ、試験日程等について、以下のとおり提言する。

[提言]
○ 教育内容の見直しを踏まえ、出題する領域の順番の見直しを検討す
ることが望ましい。
○ 検討にあたっては、現行と同様、適正な試験時間を確保すること。

【外国人受験者等への試験上の配慮について】


EPA介護福祉士候補者が受験する場合には、外交上の配慮として、第 25
回国家試験から①ふりがな付き試験問題の配付及び②試験時間の延長(一般
の受験者の 1.5 倍)を行っている。
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