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介護福祉士国家試験の今後の在り方について(報告書) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10377.html
出典情報 介護福祉士国家試験の在り方に関する検討会」の報告書を公表します(3/27)《厚生労働省》
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また、試験科目 11 科目群(※4)や試験日程への影響等についても留意の
うえ、検討を行った。
以上の検討を踏まえ、総出題数について、以下のとおり提言する。
[提言]
○ 教育内容の見直しにより、「人間関係とコミュニケーション」の
時間数が 30 時間から 60 時間に見直されたことを踏まえ、第 35 回介護
福祉士国家試験から、試験科目「人間関係とコミュニケーション」の
試験問題数を増問することが望ましい。
○ 総出題数については、教育内容の時間数の合計に変更がないことを
踏まえ、現行どおり 125 問とすることとし、試験問題数は、試験科目
群「②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術」の
中で調整することが望ましい。
○ 出題数の調整にあたっては、出題形式に関する以下の点に留意する
こと。
① 各領域において、単に制度や知識を問うだけでなく、設問で与
えられた情報の理解・解釈や、応用によって解答を求める出題の
充実を図ること
② 短文事例問題及び総合問題については、介護過程の展開を踏ま
え、介護現場で必要となる理解力や判断力を問う出題や、求めら
れる介護福祉士像を想起させるような出題となるよう、一層の充
実を図ること

【出題形式について】




出題形式については、現在、五肢択一を基本とする多肢選択形式となって
おり、イラストや写真、図表、グラフ等の視覚素材を活用している。
具体的には、以下の点に留意して問題作成が行われている。


(※4)

単純な知識の想起によって解答できる問題(タクソノミーⅠ型)だけ
①人間の尊厳と自立、介護の基本 ②人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
③社会の理解 ④生活支援技術 ⑤介護過程 ⑥発達と老化の理解 ⑦認知症の理解
⑧障害の理解 ⑨こころとからだのしくみ ⑩医療的ケア ⑪総合問題

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