よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


介護福祉士国家試験の今後の在り方について(報告書) (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_10377.html
出典情報 介護福祉士国家試験の在り方に関する検討会」の報告書を公表します(3/27)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。



検討チームによる教育内容の見直しを踏まえ、平成 30 年度に関係法令や
通知等が改正され、修業年限に応じて、令和元年度から順次新たな教育内容
による介護福祉士養成が始まっており、令和4年度に実施する第 35 回介護
福祉士国家試験から、新たな教育内容に沿った出題内容に切り替える予定と
なっている(※2)。



本検討会においては、第 35 回介護福祉士国家試験から、新たな介護福祉
士養成課程の教育内容に対応した出題内容とし、介護福祉士として必要な知
識及び技能を有するか適正に評価できるよう、介護福祉士国家試験の在り方
について、令和元年 11 月から令和2年1月にかけて、3回にわたり議論を
重ね、提言の内容を整理した。この提言を踏まえ、厚生労働省並びに指定試
験機関である公益財団法人社会福祉振興・試験センター(以下「試験センタ
ー」という。)において、介護福祉士国家試験の質を一層高めていくために
実施方法等の見直しを行うことが必要である。

2.筆記試験の総出題数等について
【総出題数について】


出題数については、現在、領域「人間と社会」が 16 問、
「介護」が 52 問、
「こころとからだのしくみ」が 40 問、
「医療的ケア」が5問、総合問題が 12
問となっており、総出題数は 125 問となっている。



出題数の検討にあたっては、今回の教育内容の見直しにおいて、
① 教育内容の充実を図るとともに、領域間で関連・重複する教育内容を整

② チームマネジメントに関する教育内容を拡充するため、「人間関係とコ
ミュニケーション」の時間数を 30 時間から 60 時間に見直し


時間数の合計は現状維持 (※3)



領域「介護」の目的に「各領域での学びと実践の統合」を追加

等が行われたことに留意した。
(※2)

4年制の福祉系大学の場合、令和元年度に入学し、令和4年度卒業見込で国家試験を受験。
2年制の養成施設の場合、令和3年度に入学し、令和4年度卒業見込で国家試験を受験。

(※3) 「人間関係とコミュニケーション」の時間数増は、領域「人間と社会」の時間数 240 時間の中で調整
されたことから、時間数の合計 1,850 時間に変更はない。

2