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資料3-2 -① 鈴木先生提出資料 (135 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(第98回 9/7)《厚生労働省》
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世界のインフルエンザレベル:2022年9月6日時点
要点:
• 2022年30-31週:世界的にインフルエンザのレベルは、東南アジアを除いて低レベルであり12週のピークを境に継続し
て減少傾向であった。
• 南半球のオセアニア・アフリカ南部では、パンデミック前やそれに近い水準の流行を認めたが、20-25週をピーク
に通常のシーズン外の水準まで減少している。南米でもパンデミック前やそれに近い水準の流行を認めたが、1015週をピークに通常のシーズン外の水準まで減少している。
• ヨーロッパでは、 2021-2022シーズンにおいて10-15週(3-4月)前後に2度目のピークを認めたが、その後ピー
クアウトして通常のシーズン外の水準まで減少している。

• 米国では、 2021-2022シーズンにおいて15週(4月)前後に2度目のピークを認めたが、その後ピークアウトして、
ILI・陽性数・陽性率・入院数の指標は全て低いレベルで横ばいである。検出されているウイルスではA(H3N2)が
優位である。

• 東南アジアでは、 カンボジア、マレーシア、シンガポール、タイ等で、A(H3N2)優位に増加している。インドネ
シア、ラオス、東ティモールではBも検出されている。南アジアでは、継続的にインフルエンザウイルスが検出され、
インド等で A(H1N1)pdm09の検出が増加している。

• 東アジアでは、中国南部のA(H3N2)の流行はピークアウトしているが、直近34-35週では中国北部・韓国において、
低レベルではあるが、 A(H3N2)によるインフルエンザ陽性数・陽性率の増加を認めている。

• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。

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