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資料1-2 フルチカゾンプロピオン酸エステルのリスク評価について (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28092.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第13回 9/27)《厚生労働省》 |
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別紙(2)
た。そのうち、添付文書に記載されている「1日1回~4回」の使用は998例(99.9%)であっ
た。「5回以上」の使用は1例(0.1%)であったが、副作用は認められなかった。
使用間隔について、1日に複数回使用され、使用状況が確認できた症例は評価対象症例1,002
例中592例であった。そのうち、添付文書に記載されている「3時間以上~24時間」の使用は591
例(99.8%)であった。「3時間未満」の使用は1例(0.2%)であったが、副作用は認められな
かった。
1回の使用量について、使用状況が確認できた症例は評価対象症例1,002例中920例であった。
そのうち、添付文書に記載されている「左右1噴霧ずつ」の使用は871例(94.7%)であった。
「左右2噴霧ずつ以上」の使用は49例(5.3%)であったが、副作用は認められなかった。
使用期間について、使用状況が確認できた症例は評価対象症例である1,002例であった。その
うち、添付文書に記載されている「他のステロイド点鼻薬の使用期間も合わせて、1年間に3カ
月以内」の使用は986例(98.4%)であった。「他のステロイド点鼻薬の使用期間も合わせて、1
年間に3カ月を超える」使用は16例(1.6%)であったが、副作用は認められなかった。
また、上記以外で添付文書に記載されている「してはいけないこと」「相談すること」「効
能」等の遵守状況に関しては、「他のステロイド点鼻薬と併用した」症例が3例、「花粉症の
季節性アレルギーの症状以外へ使用した」症例が2例、「本剤または本剤の成分によりアレル
ギー症状を起こしたことがある人」及び「15歳未満の人」が使用した症例が各1例報告され
た。いずれも副作用は認められなかった。
なお、いずれも適正使用からの逸脱があった事例では、当社より当該消費者に対し、適正な
使用方法を説明した上で、今後は適正に使用するよう直接注意喚起を行った。また、モニター
店に対しても、本製品の販売時に消費者へ適正な使用方法について重点的に説明するよう指導
を行った。
以上の結果から、現時点では特段の安全対策を行う必要はないと考えられるが、今後もな
お一層、副作用情報収集・提供に努め、本製品の適正使用を推進していく所存である。
以上
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た。そのうち、添付文書に記載されている「1日1回~4回」の使用は998例(99.9%)であっ
た。「5回以上」の使用は1例(0.1%)であったが、副作用は認められなかった。
使用間隔について、1日に複数回使用され、使用状況が確認できた症例は評価対象症例1,002
例中592例であった。そのうち、添付文書に記載されている「3時間以上~24時間」の使用は591
例(99.8%)であった。「3時間未満」の使用は1例(0.2%)であったが、副作用は認められな
かった。
1回の使用量について、使用状況が確認できた症例は評価対象症例1,002例中920例であった。
そのうち、添付文書に記載されている「左右1噴霧ずつ」の使用は871例(94.7%)であった。
「左右2噴霧ずつ以上」の使用は49例(5.3%)であったが、副作用は認められなかった。
使用期間について、使用状況が確認できた症例は評価対象症例である1,002例であった。その
うち、添付文書に記載されている「他のステロイド点鼻薬の使用期間も合わせて、1年間に3カ
月以内」の使用は986例(98.4%)であった。「他のステロイド点鼻薬の使用期間も合わせて、1
年間に3カ月を超える」使用は16例(1.6%)であったが、副作用は認められなかった。
また、上記以外で添付文書に記載されている「してはいけないこと」「相談すること」「効
能」等の遵守状況に関しては、「他のステロイド点鼻薬と併用した」症例が3例、「花粉症の
季節性アレルギーの症状以外へ使用した」症例が2例、「本剤または本剤の成分によりアレル
ギー症状を起こしたことがある人」及び「15歳未満の人」が使用した症例が各1例報告され
た。いずれも副作用は認められなかった。
なお、いずれも適正使用からの逸脱があった事例では、当社より当該消費者に対し、適正な
使用方法を説明した上で、今後は適正に使用するよう直接注意喚起を行った。また、モニター
店に対しても、本製品の販売時に消費者へ適正な使用方法について重点的に説明するよう指導
を行った。
以上の結果から、現時点では特段の安全対策を行う必要はないと考えられるが、今後もな
お一層、副作用情報収集・提供に努め、本製品の適正使用を推進していく所存である。
以上
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