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【参考資料4-3】ヒアリング団体意見(医療体制の整備) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28143.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第9回 9/28)《厚生労働省》
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第9回循環器病対策推進協議会 各団体意見(全体版)

③感染拡大時でも機能を維持できる医療体制の整備について
(3) 軽症者受け入れ体制、回復期、維持期(生活期)との連携の整備
・ 高度医療提供機関における医療資源を確保するため、軽症者受け入れ医療機関との連携を強化
・ 感染拡大時に、医療需要のある患者の受け入れを促進する体制を整備し、高度医療提供機関の機能
を補完する
・ある程度の重症であっても回復期病院というステップを経ることができるシステムを加算などで支
援する。(例:回復期病院や後方病院の機能を強化をすることによって、急性期病院と、その後の亜
急性期~回復期病院との機能分化をはっきりさせ、ある程度の重症者も後方病院で問題無くみれる体
制作りを行う。このために、回復期病院に重症者の受け入れに加算をつける・重症者受け入れが可能
となる新たな看護配置基準を策定する・急性期以降の重症脳卒中をみれる医師を回復期病院にも配置
するシステム作り・全身管理のできる医師を配置した場合に加算が付くというような施策を行う)
・ 回復期・維持期(生活期)対応機関の空床情報・患者収容能力を急性期医療機関と共有
・ 地域医療構想の中に、「感染症医療と救急医療の維持」の視点を盛り込む
【四病院団体協議会】
【一般社団法人 日本病院会】
・平時から各病院が感染拡大時のBCPを作成しておくことが重要である。
・クラスター発生時、圏域内で診療機能を補完できる体制を作っておくことが重要である。
・感染症拡大時においても、循環器病の重症患者診療に支障が出ないような医療提供体制の整備、病
院間の役割分担と連携が重要である。
・病院ごとに得意とする専門分野が異なるため、脳卒中と心臓大血管は明確に分けて計画を作成する
ことが重要である。
・感染拡大時では、病床の確保および病院の負担を軽減するために、ホテル等を宿泊療養施設として
転用できるよう考慮すべきである。
【公益社団法人 全日本病院協会】
全ての病院がコロナ患者を受け入れることを求めるのではなく、それぞれの病院が果たすべき機能を
継続することを考慮すべきである。
例えば、常に循環器疾患専門病院、脳血管疾患専門病院としての機能を果たすことが地域に求められ
ており、その機能を捨ててコロナ患者を受け入れなくてはならないような事態は避けるべきである。
すなわち、地域の中での機能分化は、急性期、回復期、慢性期だけではなくて、疾患ごとに機能分化
することも検討されるべきである。

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