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【参考資料4-3】ヒアリング団体意見(医療体制の整備) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28143.html
出典情報 循環器病対策推進協議会(第9回 9/28)《厚生労働省》
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第9回循環器病対策推進協議会 各団体意見(全体版)

③感染拡大時でも機能を維持できる医療体制の整備について
提案⑤ 【がん検診に相当する「循環器病検診」の導入】
平時より循環器病の早期診断・適切な治療計画をもち重症化予防を図ることは、国民の健康寿命の延伸及び有
事の医療資源の有効活用に寄与する。
「循環器病検診」の検査項目、スクリーニング(又は疾患リスクの把握)が可能な循環器病の一覧は右図参照のこ
と。

課題⑥ 【地域における各医療機関の救急対応の availability の real time 共有】
・現状、COVID-19非蔓延時においても、急性大動脈解離や急性冠症候群等、緊急手術・緊急 catheter 検
査・治療を含む超緊急対応を要する疾患群について以下の問題がある。
地域の各病院の、
①救急外来(bed, ER 医師、ER 看護師、ER 診療放射線技師、等)
②手術室(部屋、人工心肺、心臓血管外科医師、麻酔科医師、手術室看護師、臨床工学技士、等)
③Catheter 室(部屋、IABP/PCPS, 循環器内科医師、Catheter 室看護師、診療放射線技師、臨床工
学技士、等)
④ICU, CCU(bed, 集中治療科医師、ICU/CCU 看護師、等)
等の availability をも勘案した受け入れ可能性については real time 共有・可視化されていない地域がほとんどで
あり、救急からの各病院への電話連絡、更に各病院内での電話連絡等によりやっと確認が取れる、という状況も多
い。
・また、直接の救急搬送のみならず、一次~二次救急医療機関からの紹介搬送時にも同様の問題がある。
・これらの確認に要する時間・手間は、それだけでも医療従事者の resource を消費し、何より患者の outcome
にも直結する。
・上記のような各項目を含む各医療機関の availability の real time 共有・可視化は、COVID-19の蔓延の有
無に関わらず、door-to-surgery / door-to-balloon time の短縮を通じ、患者 outcome の向上に繋がると
考える。
・この対応は各院内の医療従事者の resource に関する連絡・確認等に割く割合の低減にも繋がる。
→ これらの問題は医療情報システムの標準化および相互接続において実現が可能となることが考えられ、この対
応によりMRI等の施設共同利用などの促進にも有用な状況を構築できると考えられる。

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