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【参考資料4-3】ヒアリング団体意見(医療体制の整備) (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28143.html |
出典情報 | 循環器病対策推進協議会(第9回 9/28)《厚生労働省》 |
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第9回循環器病対策推進協議会 各団体意見(全体版)
③感染拡大時でも機能を維持できる医療体制の整備について
【一般社団法人 日本言語聴覚士協会】
・急性期病院における365日リハビリテーションの実施。
・急性期機能を有する病院におけるリハビリテーション専門職の増員と質の担保。
・回復期や慢性期の病院でも心筋梗塞や心不全等の心大血管疾患リハビリテーションが実施できるよ
うな制度作りと医師、看護師、リハビリテーション専門職への教育の充実。
・心不全患者の療養指導に従事する専門職やリハビリテーションに従事する専門職の資質向上を目的
に心不全療養指導士(日本循環器学会)の資格取得の促進。
【公益社団法人 日本歯科医師会】
有事に向けては、平時からの取組が重要でありますことは論を待ちません。脳卒中患者の摂食嚥下
障害や誤嚥性肺炎等への対応として、急性期、回復期、在宅等で、口腔衛生状態や口腔機能の改善等
が円滑になされる体制が必要です。一方、歯科を標榜する病院は病院全体の2割程度と少なく、必要
な地域の歯科診療所と病院の医科歯科連携も十分ではない地域も多いのが実情です。また、摂食嚥下
チームへの歯科医師の参加がない場合も少なくありません。循環器病対策推進基本計画の「社会連携
に基づく循環器病対策・循環器病患者支援」には「かかりつけ歯科医等による医科歯科連携や歯科口
腔保健の充実」が掲げられている一方、「循環器病の研究推進」に「歯科疾患等の循環器病以外の疾
患が循環器病の発症や進行に影響を与えうることや、循環器病の中には下肢抹消動脈疾患や肺血栓塞
栓症といった多様な病態が含まれることを踏まえ、幅広く循環器病の対策を進めるための研究を推進
する」とあるにもかかわらず、未だ研究が進められていない状況にあります。有事での医療体制の整
備に向けては、平時からの連携等に加え、「循環器病対策推進基本計画」を踏まえた、口腔疾患と循
環器病等との関係に係る調査研究の推進と、国民への普及・啓発に向けた十分な財政的措置と研究体
制の構築及び実施が望まれます。
【特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会】
①第8次医療計画の医療機能の分化・連携の重要性、地域医療全体を視野に入れた役割分担にも関連
する事項として、地域循環器救急協議会を設置し、平時から循環器救急患者の受け入れや治療実態を
地域全体で把握するとともに、感染爆発時や災害時に、感染や災害のレベルに応じた高次機能病院間
の役割分担や患者トリアージ機能を平時から決めておく仕組みを設置する(切迫時には施設間の人員
融通を可能とするような施設間の取り決めも含める)。それにより、感染や災害が拡大しても、一般
診療特に緊急性の高い循環器疾患治療機能を維持する。
②平時より、地域急性期病院間での循環器救急患者画像を含む医療情報連携システムを活用し、感染
拡大時や災害時においても限られた医療資源を有効活用し、スムーズな患者受け入れを可能とする。
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③感染拡大時でも機能を維持できる医療体制の整備について
【一般社団法人 日本言語聴覚士協会】
・急性期病院における365日リハビリテーションの実施。
・急性期機能を有する病院におけるリハビリテーション専門職の増員と質の担保。
・回復期や慢性期の病院でも心筋梗塞や心不全等の心大血管疾患リハビリテーションが実施できるよ
うな制度作りと医師、看護師、リハビリテーション専門職への教育の充実。
・心不全患者の療養指導に従事する専門職やリハビリテーションに従事する専門職の資質向上を目的
に心不全療養指導士(日本循環器学会)の資格取得の促進。
【公益社団法人 日本歯科医師会】
有事に向けては、平時からの取組が重要でありますことは論を待ちません。脳卒中患者の摂食嚥下
障害や誤嚥性肺炎等への対応として、急性期、回復期、在宅等で、口腔衛生状態や口腔機能の改善等
が円滑になされる体制が必要です。一方、歯科を標榜する病院は病院全体の2割程度と少なく、必要
な地域の歯科診療所と病院の医科歯科連携も十分ではない地域も多いのが実情です。また、摂食嚥下
チームへの歯科医師の参加がない場合も少なくありません。循環器病対策推進基本計画の「社会連携
に基づく循環器病対策・循環器病患者支援」には「かかりつけ歯科医等による医科歯科連携や歯科口
腔保健の充実」が掲げられている一方、「循環器病の研究推進」に「歯科疾患等の循環器病以外の疾
患が循環器病の発症や進行に影響を与えうることや、循環器病の中には下肢抹消動脈疾患や肺血栓塞
栓症といった多様な病態が含まれることを踏まえ、幅広く循環器病の対策を進めるための研究を推進
する」とあるにもかかわらず、未だ研究が進められていない状況にあります。有事での医療体制の整
備に向けては、平時からの連携等に加え、「循環器病対策推進基本計画」を踏まえた、口腔疾患と循
環器病等との関係に係る調査研究の推進と、国民への普及・啓発に向けた十分な財政的措置と研究体
制の構築及び実施が望まれます。
【特定非営利活動法人 日本心臓血管外科学会】
①第8次医療計画の医療機能の分化・連携の重要性、地域医療全体を視野に入れた役割分担にも関連
する事項として、地域循環器救急協議会を設置し、平時から循環器救急患者の受け入れや治療実態を
地域全体で把握するとともに、感染爆発時や災害時に、感染や災害のレベルに応じた高次機能病院間
の役割分担や患者トリアージ機能を平時から決めておく仕組みを設置する(切迫時には施設間の人員
融通を可能とするような施設間の取り決めも含める)。それにより、感染や災害が拡大しても、一般
診療特に緊急性の高い循環器疾患治療機能を維持する。
②平時より、地域急性期病院間での循環器救急患者画像を含む医療情報連携システムを活用し、感染
拡大時や災害時においても限られた医療資源を有効活用し、スムーズな患者受け入れを可能とする。
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