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資料119-1 特定胚(動物性集合胚)の作成に関する届出について (11 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/12/mext_00053.html
出典情報 科学技術・学術審議会 生命倫理・安全部会 特定胚等研究専門委員会(第119回 10/6)《文部科学省》
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ーブ型ヒト ES 細胞を用いたヒト胚発生機構に関する基礎研究」
が承認されているが、その際も同様のプロセスを経て研究に用
いている。
同意の撤回方法
同意の撤回の申し出は研究期間中随時可能。同意を撤回したい
提供者は東京大学の連絡先(東京大学医科学研究所・研究倫理
支援室)に連絡する。東京大学から研究責任者にどの iPS 細胞
株が使用できないかが通知され、研究責任者・研究従事者は速
やかに当該 iPS 細胞株の動物性集合胚研究への使用を停止す
る。ただし、停止前までに既に得られた結果は科学的事実であ
り、その公表まで撤回することはできないこととする。なお、
撤回時点で発生中であった胎仔は直ちに発生を停止させ処分す
るが、既に出生していたヒト-動物キメラ個体については最長 2
年間の飼育・観察および解析を行うことができるものとする。
提供者は動物性集合胚研究以外の研究用途への iPS 細胞株の使
用全般についても撤回できる。
同意の撤回は以下の手順により行う。
1. 細胞提供者は、同意を撤回する旨を説明時に交付した説明
書に記載している連絡先(東京大学医科学研究所・研究倫理支
援室)に連絡する。連絡担当者は直ちに、個人情報保護管理者
を介して研究責任者に該当する ID 番号を以て同意の撤回があ
ったことを伝える。
2. 研究責任者は当該細胞を用いた研究を停止する。
3. 細胞提供者は同意撤回書に必要な事項を記入の上東京大学
医科学研究所・研究倫理支援室に送付する。細胞提供者が同意
撤回書の様式を持っていない場合は、メール、郵送その他の方
法で送る。
4. 連絡担当者は送られた同意撤回書を、個人情報保護管理者
に渡す。
5. 研究責任者は、当該研究での iPS 細胞の使用を停止し廃棄
したことを、ID 番号を付して東京大学の個人情報保護管理者に
報告する。個人情報保護管理者は、連絡担当者にその旨を伝え、
連絡担当者が使用を停止したことを細胞提供者に通知する。
なお、細胞提供者は、同意の撤回によっていかなる不利益を被る
ことはない。
倫理審査委員会の名称、構成員及び専門分野
以下の内容が記載されている。
○施行規則第1条第2項
八 機関内倫理審査委員会又は なお、ガイダンス(左記青字部分)において記載している①から
意見を聴いた倫理審査委員会 ④の構成要件を満たしている。
(以下単に「倫理審査委員会」
という。)の名称、構成員及び 名 称:東京大学倫理審査専門委員会
構成員:計8名(男性5名:女性3名)
構成員の専門とする分野
氏 名
所 属
専 門 分 野
三浦
竜一
東京大学ライフサイエンス研究倫理支援室
教授
人文・社会科学
・倫理審査委員会の構成員及び専門分
野について、以下の要件が満たされ (委員長)
人文・社会科学
ていることが分かるように記載する 米村 滋人 同大学院法学政治学研究科 教授
森田
賢治
同大学院教育学研究科
准教授
人文・社会科学
こと。
同大学院農学生命科学研究科 教授 自然科学
①生物学・医学の専門家等の自然科 堀 正敏
学の有識者、倫理学・法律学の専 道上 達男 同大学院総合文化研究科 教授
自然科学
門家等の人文・社会科学の有識者、 武藤 香織 同医科学研究所 教授
人文・社会科学
一般の立場で意見を述べられる者 佐々 義子 NPO 法人くらしとバイオプラザ 21 常任理事
一般
から構成されていること。
植田 清実 日本脳神経外科学会 事務局長
一般
②男女両性で構成されていること。

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