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資料119-1 特定胚(動物性集合胚)の作成に関する届出について (2 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/2019/12/mext_00053.html
出典情報 科学技術・学術審議会 生命倫理・安全部会 特定胚等研究専門委員会(第119回 10/6)《文部科学省》
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2.事前確認の結果
本届出の特定胚指針への適合性について、令和4年9月8日(木)~9月16日(金)ま
で、特定胚等研究専門委員会の各委員(本届出について、「特定胚等研究専門委員会運営規
則」に定める関係者を除く。)に書面にて意見を聴取し、全員から回答を得た。意見聴取の
結果は以下のとおり。


特定胚指針に対する適合性
指針に適合しないとの指摘なし

⑵ 委員からの意見・確認事項
① 成体マウスへの細胞・臓器移植について、当該レシピエント動物も単頭飼育を行う
理解でよいか。
② 作成に用いるヒト ES 細胞は、今後、提供機関からの承認を得る必要があると理解
した。
【作成に用いるヒト細胞の種類及び入手先】の欄にも、その旨記載が必要ではな
いか。
③ 本計画は、2019 年に文部科学大臣に届け出た計画が元であり、研究体制もコアメ
ンバーは同じであり、実績がある状況。当時の研究において、マウス・ラット胚を用
いたキメラ効率が非常に低いという結果が得られているが、今回の研究計画での変更
点を説明してほしい。
④ 2019 年に文部科学大臣に届け出た計画におけるブタ胚及びカニクイザル胚を用い
た試験結果についても、ご教示いただきたい。
⑤ 本研究計画の機関内審査を東京大学の倫理審査専門委員会で行った理由を追記い
ただきたい。
⑥どのような場合に遺伝子改変を行うのか。遺伝子改変をして再試験をすることが原則
であると理解したが、その理解でよいか。明確にしていただいた方がよい。
⑦ 動物性集合胚の取扱場所については、厳重な管理をされていると思うが、部外者が
入らないように気を付けていただきたい。研究者の方が、関係者だと勘違いして一緒
に入れてしまうといったこともないよう、研究者の意識づけも大切だと思う。
⑧ 中内教授は、2019 年に、明治大学長嶋教授と共同でヒト→ブタキメラ胚の研究計画
を届け出ており、既に研究を実施しています。今回の申請は、ヒト→マウス・ラット
キメラ胚であり、既に実施しているヒト→ブタキメラ胚より「前」段階の研究であり、
新規性や進歩性はないと考えるが、今回の計画を申請した理由を教えていただきたい。
⑨ 今回の計画が、中内教授の胚盤胞補完法研究全体の中でどう位置付けられるのか、
明治大学を含む研究スキーム全体のどの部分に相当するのかをご説明いただきたい。

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