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資 料 1  医療保険制度改革について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28799.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第156回 10/28)《厚生労働省》
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人口構成の変化による
後期高齢者と現役世代の負担への影響①


後期高齢者医療の給付費の増により、後期高齢者、現役世代の1人当たりの負担額は増加していくが、
後期高齢者1人当たりの負担は、「後期高齢者数の増による給付費の増」は「後期高齢者の増」で相殺できる一方
現役世代1人当たりの負担は、「後期高齢者の増」と「現役世代の減」の両方の影響を受けて増加することになる。



制度創設時に、現役世代の減少の影響による現役世代1人当たりの支援金増を抑制するため、後期高齢者の保険料
負担割合(高齢者負担率)を引き上げていく仕組みを導入。
制度創設当初の負担割合を固定した場合よりは、現役世代1人当たりの支援金増は抑制。
それでも、後期高齢者1人当たりの負担より、現役世代1人当たりの支援金の伸びが大きいという課題。

負担割合を固定した場合(イメージ)

現行の仕組み(後期高齢者増・現役世代減 )(イメージ)

後期高齢者の増加に
よる1人当たり負担増

現役世代の減少によ
る負担増の1/2

「現役世代人口の減少」による現
役世代1人当たりの負担の増加分
を、高齢者と現役世代で折半

後期高齢者の増加に
よる1人当たり負担増

1/2
現役世代の減少によ
る1人当たり負担増
現役世代
1人当たり負担

後期高齢者
1人当たり負担

後期高齢者
人口 後期高齢者の増加

後期高齢者の
保険料

後期高齢者の増加は
後期高齢者1人当たり
負担には影響しない

現役世代
1人当たり負担

後期高齢者
1人当たり負担

現役世代
人口

現役世代の
支援金

現役世代の減少

後期高齢者
人口 後期高齢者の増加

後期高齢者の
保険料

現役世代の減少によ
る負担増の1/2

現役世代
人口

現役世代の減少

現役世代の
支援金
※医療の高度化等による1人当たり医療費の伸び等は勘案していない

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