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資料3 介護情報の考え方(島田構成員) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198094_00056.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第2回 11/7)《厚生労働省》
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NCGG-SGSから得られた知見(要介護状態への移行に関わる因子)

認知機能低下が要支援・要介護状態移行に与える影響

累積生存率

1.認知的健常
2.GCI
3.MCI単領域
4.MCI単領域+GCI
5.MCI複数領域
6.MCI複数領域+GCI

サンプルサイズ: n = 4,290
研究結果の概要:

NCGG-SGSデータを活用し、認知機能低下(MCI/GCI)と要支援・要介護状態への移行との関連を
検討した。認知障害の有無と程度により、認知的健常、MCI単領域(MCIs)、GCI、GCI+MCIs、MCI
複数領域(MCIm)、GCI+MCImに区分した。追跡36か月間で205人(4.8%)が要支援・要介護
状態への移行した。認知的健常者と比較すると、認知機能が低下した高齢者において、要支援・要介護へ
の移行するリスクは約2倍~4倍となっていた。[MCI(HR, 2.04; 95% CI, 1.39-3.00),
GCI+MCIs(HR, 2.10; 95% CI, 1.21-3.62),MCIm(HR, 2.32; 95% CI, 1.39-3.85),
GCI+MCIm(HR, 4.23; 95% CI, 2.73-6.57)]
(Shimada H. PLoS One. 2016)

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