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資料3 介護情報の考え方(島田構成員) (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198094_00056.html |
出典情報 | 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第2回 11/7)《厚生労働省》 |
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NCGG-SGSから得られた知見(要介護状態への移行に関わる因子)
うつ(心理状態の悪化)と身体機能低下が要支援・要介護状態移行に与える影響
サンプルサイズ: n = 4,038
研究結果の概要:
33か月間追跡調査を行い、うつ兆候、および身体機能低下(歩行速度低下) と、要支援・要介護移行との
関連を検討した。結果、当然の如く、身体機能が低下した者は、約2.4倍ほど要支援・要介護状態へと移
行するリスクが高かったが(HR 2.44, CI 95% 1.71-3.47) 、うつ兆候を示す高齢者においても約1.6倍のリ
スクを抱えていることが明らかとなった(HR 1.60, CI 95% 1.01-2.53)。さらに、これら(うつと身体機能低下)を
併存している者においては、約3.1倍のリスクにまで膨れ上がることが示唆された(HR 3.08, 95%CI 2.00–
4.75)。
(Tsutsumimoto K. J Am Med Dir Assoc. 2016)
17
うつ(心理状態の悪化)と身体機能低下が要支援・要介護状態移行に与える影響
サンプルサイズ: n = 4,038
研究結果の概要:
33か月間追跡調査を行い、うつ兆候、および身体機能低下(歩行速度低下) と、要支援・要介護移行との
関連を検討した。結果、当然の如く、身体機能が低下した者は、約2.4倍ほど要支援・要介護状態へと移
行するリスクが高かったが(HR 2.44, CI 95% 1.71-3.47) 、うつ兆候を示す高齢者においても約1.6倍のリ
スクを抱えていることが明らかとなった(HR 1.60, CI 95% 1.01-2.53)。さらに、これら(うつと身体機能低下)を
併存している者においては、約3.1倍のリスクにまで膨れ上がることが示唆された(HR 3.08, 95%CI 2.00–
4.75)。
(Tsutsumimoto K. J Am Med Dir Assoc. 2016)
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