よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料3 介護情報の考え方(島田構成員) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198094_00056.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 介護情報利活用ワーキンググループ(第2回 11/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

healthy agingの3つの要素と測定内容

Healthy aging は高齢期のWell-beingを可能にする
機能的能力 (functional ability)を身につけ維持するプロセス
1)基本的生活水準 (食事、衣服、住環境、医療介護サービスなど)
2)学習/成長/意思決定能力 (自律性、尊厳、自由など)
3)移動能力 (日常の課題遂行や活動参加に必要な移動性)
4)人間関係の構築・維持 (家族、パートナー、隣人など)
5)社会貢献 (友人の支援、家族の介護、ボランティア、仕事など)

⇒土台は内在的能力 (intrinsic capacity): 身体的/精神的能力
環境 (environments): 家庭、地域社会、対人関係、社会政策等

Healthy aging のイメージ
(WHO, 2020)

内在的能力の代表的な測定内容は、構成要素である
認知機能(cognition)、生命力(vitality)を評価する
「単語の遅延想起」と「握力」
⇒36か国121,000名以上のデータによる
標準化スコアが算出されているが、
これらに日本人のデータは含まれていない。
⇒long term careの観点で
LIFEデータベースにより国際貢献する必要がある
4

単語の遅延想起の標準化スコア

握力の標準化スコア
(WHO, 2020)