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資料6香取構成員提出資料 (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai8/gijisidai.html |
出典情報 | 全世代型社会保障構築会議(第8回 11/11)《内閣官房》 |
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(4) フリーアクセスをめぐる問題とかかりつけ医機能
• 「国民(被保険者)は、自分が必要と思った時に自らが選択した医療機関に診療を求める
ことができ、医療機関は原則としてそれに応じる義務(応召義務)がある」という仕組み。
• 自分に医療が必要かどうかの一義的判断をしているのは患者自身。医療機関への受診
(初診)に関する判断は全て患者自身に委ねられている。
つまり、(一部負担等による経済的誘導以外に)制度的・構造的に患者の適切な受診行
動を促す仕組みは用意されていない。
• 結果、医療機関へのかかりやすさが早期受診・疾病の早期発見につながっている利点が
ある一方、医療に関する情報の非対称性、患者側に十分なヘルスリテラシーが形成され
ていない(+それを支援する仕組みが整っていない)ことも相俟って、ドクターショッピング
のような客観的に見て不必要・不適切な受診を制御できず、逆に必要な時に必要な医療
が提供されない(患者自身が行動を起こさない限り医療は提供されない)ことも生じる。
•
•
このようなシステムの下では、住民一人一人の健康管理について特定の医療機関が一
元的・継続的に責任を持ち、適時適切な医療を提供するシステムの構築は事実上困難。
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• 「国民(被保険者)は、自分が必要と思った時に自らが選択した医療機関に診療を求める
ことができ、医療機関は原則としてそれに応じる義務(応召義務)がある」という仕組み。
• 自分に医療が必要かどうかの一義的判断をしているのは患者自身。医療機関への受診
(初診)に関する判断は全て患者自身に委ねられている。
つまり、(一部負担等による経済的誘導以外に)制度的・構造的に患者の適切な受診行
動を促す仕組みは用意されていない。
• 結果、医療機関へのかかりやすさが早期受診・疾病の早期発見につながっている利点が
ある一方、医療に関する情報の非対称性、患者側に十分なヘルスリテラシーが形成され
ていない(+それを支援する仕組みが整っていない)ことも相俟って、ドクターショッピング
のような客観的に見て不必要・不適切な受診を制御できず、逆に必要な時に必要な医療
が提供されない(患者自身が行動を起こさない限り医療は提供されない)ことも生じる。
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このようなシステムの下では、住民一人一人の健康管理について特定の医療機関が一
元的・継続的に責任を持ち、適時適切な医療を提供するシステムの構築は事実上困難。
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