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資料6香取構成員提出資料 (29 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai8/gijisidai.html
出典情報 全世代型社会保障構築会議(第8回 11/11)《内閣官房》
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③ 費用保障のあり方
• かかりつけ医・かかりつけ医機能に求められている役割は極めて広範かつ重層的。


患者の生活背景の把握、日常的な保健指導、医療情報の提供、初期診療、専門医療機関への
橋渡し、入退院支援・調整、健診・母子保健・学校保健への参加、在宅医療、看護や介護などの
在宅サービスとの連携調整など、その担うべき業務の範囲は明らかに「保険診療―療養の給付」
の範疇を大きく超えている。
求められる業務の多くには診療報酬上の対価は支払われない(「診療なくして報酬なし」)。

• かかりつけ医・かかりつけ医機能の制度化は医療提供体制のあり方の問題であり、医療法体系の
中で行われるべきもの。
人頭払・包括払(定額払)といった「医療保険での報酬の支払い方」に議論が集中するきらいがあ
るが、診療報酬での支払い方式や点数化の議論をする前に、求められる機能役割を確実に実行で
きる条件整備(制度整備と基盤整備)をまず行い、その上でその機能役割に相応しい費用保障の仕
組みを検討するべき。

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