（１） かかりつけ医・かかりつけ医機能の重要性
• かかりつけ医・かかりつけ医機能の実装は医療提供体制改革の最重要課題の一つ。
• 在宅医療・地域医療が機能しなければ病院の負担は大きくなる。
全世代型社会保障構築会議の中間取りまとめでも指摘されているように、今回の
COVID-19禍では、在宅医療・地域医療の弱さが病院への大きな負荷になって医療
崩壊の危機を招いた。
• 医療・介護需要が伸びていく中で、医療資源は人的にも物的にも有限。
今ある人的・物的医療資源を効率的・効果的に組み立てていかに必要なニーズに
応えていくかという視点に立ち、病院病床の機能分化・連携だけではなく、診療所も
含めた地域医療全体の提供体制改革、すなわち地域完結型医療の構築を考えること
が必要。
• 在宅医療・地域医療の強化が、全体の提供体制、資源利用の最適化につながる。
このことを深く認識することが重要.
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