かかりつけ医・かかりつけ医機能の問題は
我が国の医療システム全体に関わる広範な論点を含んでいる
提供者側からの視点ー医療/介護サービスの提供に関わる論点
・ 地域医療構想の再構築（在宅医療・地域医療をも視野に入れた医療提供体制改革）
・ 医療の機能分化・連携（地域完結型医療ー地域における「切れ目のない医療サービス」の実現）
・ 地域包括ケアネットワーク（医療を超えた包括的支援を実現する多職種連携・多機関連携）
・ 医療情報連携・医療DX・PHR （上記を実現するための医療/介護情報の一元管理・連携・共有）

利用者側からの視点ー医療へのアクセス保障・費用「最適化」に関わる論点
・ 医療資源の効率的利用（無駄な受診の回避・サービス利用（提供）の「最適化」・医療費適正化）
・ フリーアクセスの再定義（「サービスの選択・利用保障」と「無駄なき適時適切な受診」の両立）

制度・政策の視点ー健康管理・予防・治療/療養を通じた総合的・包括的健康保障
→この３つは相互に連関している

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