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資料6香取構成員提出資料 (6 ページ)

公開元URL https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai8/gijisidai.html
出典情報 全世代型社会保障構築会議(第8回 11/11)《内閣官房》
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かかりつけ医機能を考える際に視野に入れておくべき論点
:コロナ禍で露呈した日本の医療提供体制の脆弱さ
→地域医療・在宅医療を強化しておかなければ、医療は再び機能不全をきたすことになる

:超高齢社会における医療の役割の変化 → 「治す医療」から「治し、支える医療」へ
→地域(在宅)医療を含めた提供体制全体の機能分化と連携(地域医療構想の再構成)
病院機能の2つのベクトル(治すを担う高次機能病院と治し支えるを担う在宅支援・地域密着病院)
地域包括ケアネットワーク(治し、支えるは医療だけでは実現できない→医療を超えた地域資源の連携・
多職種協働・多機関連携、その結節点となるかかりつけ医機能)

:医療介護需要の増大 vs 有限の医療資源 → 社会的コストの「最適化」
→提供サイドの改革:提供体制(システム)の効率化を通じた医療介護コストの「最適化」
:機能分化・連携を実体化するためのツール・仕組み(地域医療連携法人等)
:人的資源の効率運用 医師の働き方改革 医療専門職間のタスクシフト
→需要サイドの改革:「適時適切」な医療資源の利用→フリーアクセスの再定義(地域完結型医療)

:地域連携・かかりつけ医機能の基盤となる患者情報の一元化(PHR・データヘルス)・共有
→これらの論点を踏まえた、かかりつけ医・かかりつけ医機能に求められる役割(=定義)の明確化

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