よむ、つかう、まなぶ。
17【参考資料2-5】沈降精製百日せきジフテリア破傷風混合ワクチン(DTaP)(第15回ワクチン評価に関する小委員会資料1) (11 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29181.html |
出典情報 | 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会(第41回 11/18)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(参考) 百日せきワクチンの種類と持続期間
第14回厚生科学審議会予防接種・ワクチン
分科会予防接種基本方針部会
ワクチン評価に関する小委員会
資料1
改変
2020 (令和2) 年11月13日
● DPT-IPV接種後のPT IgG抗体の推移をみた研究では、接種3年後の4歳時の抗体陽性率は30%まで低下を認めた。
● 米国の報告では、百日せきワクチンの効果は2-4年と短期間であり、接種後の年代に患者数は減少するが、数年後
の年代で上昇が 見られる。
DPT-IPV接種後のPT IgG抗体値の推移
・日本においてDPT-IPV4回接種後の抗体価推移を見
た報告では、接種3年後の4歳時の抗体陽性率は
31.9%と低下を認めた。
(カットオフ値; 抗PT-IgG抗体>10EU/ml)
持続期間に関する報告
・2012年のワシントン州の百日せき流行時に行われた研究では、
Tdap接種後1年間のVaccine Effectivenessは73%(95%CI; 6082%)だが、その後の2-4年間では34%(95%CI; -0.03-58%)に低
下したと報告される。
Pediatrics. 2015 Jun;135(6):981-9.
Jpn J Infect Dis. 2019 Jan 23;72(1):49-52
・上記と同流行時の年齢別症例数の報告では、DTaPまたは
Tdapワクチン接種後の患者数は減少するが、2-3年後には再度
増加(矢印)が見られることより、ワクチンの効果が早期に低下
すると考えられた。
MMWR;Pertussis Epidemic, Washington, 2012
11
第14回厚生科学審議会予防接種・ワクチン
分科会予防接種基本方針部会
ワクチン評価に関する小委員会
資料1
改変
2020 (令和2) 年11月13日
● DPT-IPV接種後のPT IgG抗体の推移をみた研究では、接種3年後の4歳時の抗体陽性率は30%まで低下を認めた。
● 米国の報告では、百日せきワクチンの効果は2-4年と短期間であり、接種後の年代に患者数は減少するが、数年後
の年代で上昇が 見られる。
DPT-IPV接種後のPT IgG抗体値の推移
・日本においてDPT-IPV4回接種後の抗体価推移を見
た報告では、接種3年後の4歳時の抗体陽性率は
31.9%と低下を認めた。
(カットオフ値; 抗PT-IgG抗体>10EU/ml)
持続期間に関する報告
・2012年のワシントン州の百日せき流行時に行われた研究では、
Tdap接種後1年間のVaccine Effectivenessは73%(95%CI; 6082%)だが、その後の2-4年間では34%(95%CI; -0.03-58%)に低
下したと報告される。
Pediatrics. 2015 Jun;135(6):981-9.
Jpn J Infect Dis. 2019 Jan 23;72(1):49-52
・上記と同流行時の年齢別症例数の報告では、DTaPまたは
Tdapワクチン接種後の患者数は減少するが、2-3年後には再度
増加(矢印)が見られることより、ワクチンの効果が早期に低下
すると考えられた。
MMWR;Pertussis Epidemic, Washington, 2012
11