よむ、つかう、まなぶ。
資 料4-2 令和3年度第1回適正使用調査会の審議結果について (17 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23740.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会 運営委員会(第4回 2/9)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
令和 3 年度適正使用調査会
図5
綿密な適正使用評価を行っている施設の特徴(詳細な輸血実施体制との関連性)
・各グラフは RBC・PC・FFP・ALB4 製剤全ての全例評価を行っている施設の比率(全例評価施設
/全例評価施設+すべての製剤の評価を行っていない施設) の表題の輸血実施体制の 有無による
差異を提示した。グラフ中の「*」は p<0.05、「**」は p<0.01 の有意差を示した。
4.適正使用の評価を行っている施設での血液製剤使用量と輸血管理料(大・中規模)
血液製剤使用量は各施設の医療機能により大きく異なるため機能別に分類し、適正
使用の評価を行っている施設での使用量について分析した。心臓・大血管手術、造血
幹細胞移植、血漿交換の件数の多寡で 3 通りに分け、それぞれのカテゴリー内で RBC・
PC・FFP・ALB の 4 製剤全ての全例評価を行っている施設での血液製剤使用量に差異
があるかを解析した。施設数の比較的多く含まれる 6 カテゴリーを選択し、全例評価
を行っている施設とそれ以外の施設の 1 病床当たりの RBC 単位数、PC 単位数、FFP 単
位数、ALB 使用量(g)を Mann-Whitney's U test で比較検討したが、全て有意差は
みられなかった(図 6)。なお、上記 4 製剤全ての全例評価を行っている 57 施設中 56
施設(1 施設は未回答)で輸血管理料、48 施設で適正使用加算を算定していた。一方、
それ以外の 610 施設中 578 施設で輸血管理料、429 施設で適正使用加算を算定してい
た。なお、心臓・大血管手術、造血幹細胞移植、血漿交換の件数がいずれも多いカテ
ゴリーでは上記 4 製剤全ての全例評価を行っている 6 施設中 4 施設で輸血管理料の
適正使用加算が FFP/RBC の基準を満たせないため算定できていなかった。
5
16
図5
綿密な適正使用評価を行っている施設の特徴(詳細な輸血実施体制との関連性)
・各グラフは RBC・PC・FFP・ALB4 製剤全ての全例評価を行っている施設の比率(全例評価施設
/全例評価施設+すべての製剤の評価を行っていない施設) の表題の輸血実施体制の 有無による
差異を提示した。グラフ中の「*」は p<0.05、「**」は p<0.01 の有意差を示した。
4.適正使用の評価を行っている施設での血液製剤使用量と輸血管理料(大・中規模)
血液製剤使用量は各施設の医療機能により大きく異なるため機能別に分類し、適正
使用の評価を行っている施設での使用量について分析した。心臓・大血管手術、造血
幹細胞移植、血漿交換の件数の多寡で 3 通りに分け、それぞれのカテゴリー内で RBC・
PC・FFP・ALB の 4 製剤全ての全例評価を行っている施設での血液製剤使用量に差異
があるかを解析した。施設数の比較的多く含まれる 6 カテゴリーを選択し、全例評価
を行っている施設とそれ以外の施設の 1 病床当たりの RBC 単位数、PC 単位数、FFP 単
位数、ALB 使用量(g)を Mann-Whitney's U test で比較検討したが、全て有意差は
みられなかった(図 6)。なお、上記 4 製剤全ての全例評価を行っている 57 施設中 56
施設(1 施設は未回答)で輸血管理料、48 施設で適正使用加算を算定していた。一方、
それ以外の 610 施設中 578 施設で輸血管理料、429 施設で適正使用加算を算定してい
た。なお、心臓・大血管手術、造血幹細胞移植、血漿交換の件数がいずれも多いカテ
ゴリーでは上記 4 製剤全ての全例評価を行っている 6 施設中 4 施設で輸血管理料の
適正使用加算が FFP/RBC の基準を満たせないため算定できていなかった。
5
16
関連画像
ページ内で利用されている画像ファイルです。
有料会員登録をして頂くことで、このページ内で利用されている画像を個別に閲覧・ダウンロードすることができるようになります。
有料会員登録のお問い合わせはこちらから。