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資料1-3-2          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00056.html
出典情報 第89回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第21回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(12/16)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

142

143

79歳

29歳





2022年2月28日

2022年2月6日

2022年3月10日

2022年2月9日

000009A

不明

3回目

3回目

基礎疾患:高血圧症、慢性蕁麻疹
飲酒、喫煙、アレルギー:有
併用薬:ロサルタン、プレドニン、ゾル
ピデム
3回目接種後発熱が続くとのことで、
接種7日後、外来を受診。インフルエ 急性呼吸窮迫症候群
ンザ、COVID19抗原検査陰性を確認
し帰宅(内服薬は希望されず)。接種
10日後、発熱が続いてつらいとのこ
とで再受診。肺炎を確認し入院した
がその晩死亡。
予診票での留意点はなし
1、2回目接種はコミナティ筋注を接
種。
職域接種として3回目接種を実施。
3回目接種当日に39℃の発熱、ロキ
ソニン服用し、その後解熱。接種2日
後夜、生存を確認。その後、不整脈
が発現し、死亡。接種3日後に死亡し
ているところを発見された。
死後CTでは特筆すべき所見なし。頭
部CT:くも膜下出血など器質的脳内
病変なし。胸部CT:特記すべき所見
なし。冠動脈硬化なし。腹部CT:脂肪
肝、胃内食物残渣あり。突然死であ
ること、CTで冠動脈を含めて特記す
べき所見がないこと、検診で心電図
は撮っていないため生前の心臓の状
態は不明であることから、死因は不
整脈死と判断。ご家族から承諾いた
だけず、解剖は未実施。

因果関係
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

急性呼吸窮迫症候群

インフルエンザ及
びCOVID19抗原 評価不能
検査(陰性)

他要因の可能性
の有無
(報告医評価) ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

有(高血圧症)

γ

不明
→死亡時画像診
断(CT)

心筋炎
→不整脈
(〜6/10の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜5/15)後に報告
された内容))

専門家による評価【令和4年11月11日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

不整脈

(〜6/10の情報に 評価不能
基づく(集計・専門
家評価対象期間
(〜5/15)後に報
告された内容))



γ

コメント

(コメント無し)
※〜10/7から変更なし。

時間的経過から因果関係は否定できないが、他要因の影
響も否定できず評価は困難である。

専門家による評価【令和4年12月16日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

γ

γ

※〜10/7から変更なし。

コメント
資料番号

(コメント無し)
※〜11/11から変更なし。

時間的経過から因果関係は否定できないが、他要因の影
響も否定できず評価は困難である。
※〜11/11から変更なし。

(〜6/10の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜5/15)後に報告
された内容))

144

56歳



2021年8月30日

2021年9月2日

3005239

2回目

既往:糖尿病
2回目接種翌日37.9度、倦怠感有り、
寝て過ごしていたとのこと。接種2日
後は発熱があったとのことだが、体
温は不明。接種3日後、朝の体温
36.2度。倦怠感と嘔気が持続してお
り、寝て過ごしていた。同日昼頃家族
が電話で会話し、嘔気が強いと言っ
ていた。同日夜、意識呼吸がない状
態で発見された。救急隊到着時心静
止、対光反射なし、体温33.9度。搬送 ケトアシドーシス、その原因はアル
後、蘇生行為に反応せず、死亡確認 コール性であると推定
された。
病理組織検査において、左室前壁を
主体とする筋線維束間の血管周囲
間質に、単核球を主体とする炎症細
胞浸潤を認めた。筋線維の壊死は認
めない。また、後頭部皮下出血、非
致死的外傷性くも膜下出血、脂肪肝
を認めた。元々酒好きであり、家族
の前では飲酒をやめていたが、隠れ
て飲酒していた形跡があった。

アルコール性ケトアシドーシス

解剖、血液検査
((死後採血中及
び尿中の3-ヒドロ
キシ酪酸濃度の
著増、HbA1cの上
昇や血糖、尿糖の
著増は認めず糖
尿病性ケトアシ
ドーシスの可能性
は低いと考えられ
た。大腿血中エタ
ノール濃度が軽度
酩酊相当であっ
た)

評価不能
→関連無し
(〜9/2の情報に 有(アルコール性
基づく(集計・専 ケトアシドーシ
門家評価対象期 ス)
間(〜8/7)後に
報告された内
容))

30

γ

(コメント無し)

γ

(コメント無し)
※〜11/11から変更なし。

症例No