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資料3-2 鈴木先生提出資料 (116 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第111回 12/21)《厚生労働省》
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世界のインフルエンザの状況:要点
• 2022年46-47週:インフルエンザは世界的に増加した(A(H3N2)優位)。

• ヨーロッパでは、継続して増加傾向であり、11つの国で陽性率が10%を超えており、9つの国で中~高レベルである。
A(H3N2)優位だが、A(H1N1)pdm09やB型も認めている。
• 米国では、ILI・陽性数・入院数の指標が減少、陽性率はほぼ横ばいであった(ただし、直近の過小評価の可能性も
あり解釈に注意が必要)。A(H3N2)が優位だが、A(H1N1)pdm09も認めている。
• 東南アジアでは、カンボジア・マレーシア・タイ以外の国で減少傾向であった。A(H3N2)やB型を認めている。

• 南アジアでは減少傾向である(主にイランでの減少を反映)。パキスタンでは中程度のレベルで検出された
( A(H1N1)pdm09やB型による)。全体としてはA(H3N2)が優位であるが、 A(H1N1)pdm09やB型も認めている。
• 東アジアでは、韓国ではILI・陽性数・陽性率が増加した。中国北部では陽性数・陽性率ともに減少した(SARSCoV-2流行や対策の変化による影響の可能性もあり解釈に注意が必要)。A(H3N2)が優位である。

• 南米では、アルゼンチン(ILIは低いレベルだが陽性率が高い)、チリ(トレンドは微減)で継続して高いレベルで
ある(アルゼンチンではB型、チリではA(H3N2)が優位)。その他南半球ではシーズン外の低いレベルとなっている。

• SARS-CoV-2の流行がサーベイランスに影響していることが考えられることから、
データの解釈には注意を要する。

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