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資料3-2 鈴木先生提出資料 (93 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第111回 12/21)《厚生労働省》
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再陽性リスクに関する分析
使用データ


HER-SYS(2022年8月31日まで時点)

定義


初回陽性症例:HER-SYS上に登録された陽性症例者のうちの初回登録症例



再陽性症例:2回以上HER-SYSにIDが割り振られている陽性症例のうち、1回前の陽性診断日から90日以上経過して再度陽性となった症
例。



再陽性リスク人口:診断されてから90日以上経過した初回陽性症例の累積数



変異株流行期:各変異株の流行期のうちその変異株が全検査数の90%以上で検出された期間。各流行期間に陽性と診断された症例はす
べて同変異株による感染と仮定する。どの変異株も90%に満たない期間は移行期間とする。

まとめ


2022年8月31日から90日以上前に診断された累積陽性者 8,583,548人のうち再陽性例は3.7%の 318,252 人(3回感染:2,956人
回感染:41人)であった。

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第6波、7波(オミクロン株流行期)の感染者急増に合わせて再陽性例も増加した。(図1)



初回陽性から再陽性までの間隔は初回陽性時点で流行していた変異株によって異なるが、これは各変異株によって引き起こされた波の規
模と間隔が反映されており、異なる変異株への初回感染によってもたらされる免疫原性によらない可能性がある。(図2)

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