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資料1-3-2 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (19 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html |
出典情報 | 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》 |
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No
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
心筋炎
91
30歳
男
2021年11月10日 2021年11月21日 不明
2回目
2回目接種翌日、高熱、背部痛が出現。発熱のため、バ
ファリンを内服。接種3日後の朝、劇症型心筋炎が発現。
就寝中に痙攣が始まり、救急要請。口頭誘導により家族
が胸骨圧迫を開始。救急隊到着時、心室細動であり除
細動を施行後、心静止と無脈性電気活動を繰り返しなが 低酸素性虚血性脳症
ら搬送。医療機関に到着し、体外循環式心肺蘇生を施
行。ECMO確立後も心室細動が続き、除細動、アミオダ
ロン投与。その後、organized rhythmに復帰。冠動脈造
影検査では冠動脈に有意狭窄なし。大動脈内バルーン
パンピングを留置。初回のCTで低酸素性脳症を否定で
きない所見を認め、脳波はflatからlow voltageに。鎮静・
筋弛緩薬投与下で低体温療法を行ったが、血行動態が 肺うっ血
悪化。高用量のカテコラミンを要するようになり、出血傾
向も見られたため、36℃に復温した。心室細動再発予防
目的にアミオダロンを持続投与。接種6日後、CTを再
検。びまん性脳腫脹、脳溝不明瞭化など低酸素性脳症
の所見を認め、脳波所見やミオクローヌスが持続してい
ることなどをあわせ、神経学的予後不良と判断。ドブタミ
ン使用下でECMO離脱を目指したが、自己肺の酸素化
肺水腫
不良が改善せず、離脱は困難であった。人工肺の膜の
劣化も進み、バイタルサインの維持が難しくなった。接種
11日後、血圧低下、徐脈から心静止、心肺停止に至り、
死亡。
肺胞出血
92
93
89歳
81歳
女
男
2022年2月9日
2022年2月7日
2022年2月24日
2022年2月12日
3005786
000021A
3回目
3回目
2021年8月大腿骨骨折するが高齢&認知症により手術
はせずに保存管理とされたが、その後誤嚥性肺炎を併
発し経口摂取が不可と診断され中心静脈栄養管理の状
態となる。2021年9月から入院療養しており、時折発熱は
不明
あるものの病状は比較的安定していた。
3回目接種3日後に37.7℃の熱発はあったもののその後
は状態に変化なかった。接種15日後早朝、心肺停止の
状態で発見された。
1、2回目接種時はコミナティ筋注を接種。3回目接種翌
日から体動困難。接種2日後、外来受診。血圧112/62、
体温37.0℃、SpO2 96%、CK 9572、CKMB 78.5。横紋筋融
解症の診断で入院。接種5日後、呼吸状態悪化。心エ
コーでは前壁の動き低下。利尿剤、昇圧剤、強心剤に反
応なく、同日午後死亡。
(~4/13の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間(~
3/20)後に報告された内容))
94
95
80歳
73歳
男
男
2022年2月17日
2022年2月20日
2022年2月18日
2022年2月21日
不明
000020A
3回目
3回目
既往歴:狭心症
3回目接種翌日夜、最終健常。風呂につかっているのを
家族が発見し、救急要請。救急隊接触時心肺停止状
致死性不整脈
態、初期波形:心静止。アドレナリン注0.1%シリンジ
1mg/mL計7回静脈注射するも自己心拍再開せず。
新型コロナワクチン1回目接種(2021年6月27日、コミナ
ティ筋注、FC3661)、2回目接種(2021年7月18日、コミナ
ティ筋注、FC3661)。
家族より聴取した既往は、糖尿病、高血圧症、脳梗塞後
遺症。
ニフェジピンCR(20)1回2錠1日1回朝食後、グリメピリド
1mg1回1錠1日2回朝夕食後、アプリジン20mg1回1個1日
2回朝夕食後、メトホルミン250mg1回1錠1日2回朝夕食
内因性心臓死
後、ボグリボース0.2mg1回1錠1日3回毎食直後
3回目接種当日夜、徘徊があったようで頭部と右下腿に
創ができていたのを確認されている。接種翌日昼ごろま
では特に症状なし。同日夜、ベッドに寄りかかるように
座っており、呼びかけるも反応なく救急要請となった。救
急隊到着し心肺停止状態を確認し、心肺蘇生術施行し
ながら搬送された。心肺蘇生術継続するも心拍再開な
く、死亡確認。
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
心筋炎
低酸素性虚血性脳症
肺うっ血
剖検(左心室の
広範囲に心筋炎
の所見、両肺に
は高度のうっ血・
水腫に加え、肺
胞出血を認め
評価不能
た)、血液検査、
血管造影検査、
心臓超音波検
査、CT、脳波検
査、心電図
不明
不明
有(高齢、中心
静脈管理の状
態で偶発性の
可能性もある)
γ
無
γ
γ
ワクチン接種3日後に劇症型心筋炎を発症し、死亡となっ
た症例であり、剖検にて左心室に広範な心筋炎の所見を
認めている。心筋炎の診断は確定しているが、ウイルス
感染に起因する心筋炎の可能性もあり、ワクチンとの因
果関係は肯定も否定もできないと考えた。
γ
※~11/11から変更なし。
ワクチン接種3日後に劇症型心筋炎を発症し、死亡となっ
た症例であり、剖検にて左心室に広範な心筋炎の所見を
認めている。心筋炎の診断は確定しているが、ウイルス
感染に起因する心筋炎の可能性もあり、ワクチンとの因
果関係は肯定も否定もできないと考えた。
※~12/16から変更なし。
肺水腫
肺胞出血
不明
評価不能
血液検査、心エ
コー、血液検査、
心電図
横紋筋融解症
→心筋炎
(~4/13の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(~3/20)後に報
告された内容))
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
心筋炎
不整脈
心臓死
(~4/13の情報
関連あり
に基づく(集計・
専門家評価対象
期間(~3/20)後
に報告された内
容))
※~11/11から変更なし。
心筋逸脱酵素の上昇、およびびまん性の心収縮能低下
を認めたものの、心筋炎と診断するのに特異的な検査に
ついての情報(心臓MRIや心筋生検など)がない。
γ
γ
※~11/11から変更なし。
死亡時画像診断
(CT)(明らかな
評価不能
死因を指摘し得
ず)
無
死亡時画像診断
(CT)及び血液検
査(死因の特定
に至らず、外因要 評価不能
因なしの判断とな
り、内因性心臓死
とした)
有(2月17日ごろ
から体調不良
があったようだ
と妻からの報告
があった。食事
摂取不良など、
発熱などはない
ようであるが、
はっきりとした
症状は分から
ず、関連がある
かわからな
い。)
19
(コメント無し)
γ
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
心筋逸脱酵素の上昇、およびびまん性の心収縮能低下
を認めたものの、心筋炎と診断するのに特異的な検査に
ついての情報(心臓MRIや心筋生検など)がない。
※~12/16から変更なし。
γ
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
症例No
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
心筋炎
91
30歳
男
2021年11月10日 2021年11月21日 不明
2回目
2回目接種翌日、高熱、背部痛が出現。発熱のため、バ
ファリンを内服。接種3日後の朝、劇症型心筋炎が発現。
就寝中に痙攣が始まり、救急要請。口頭誘導により家族
が胸骨圧迫を開始。救急隊到着時、心室細動であり除
細動を施行後、心静止と無脈性電気活動を繰り返しなが 低酸素性虚血性脳症
ら搬送。医療機関に到着し、体外循環式心肺蘇生を施
行。ECMO確立後も心室細動が続き、除細動、アミオダ
ロン投与。その後、organized rhythmに復帰。冠動脈造
影検査では冠動脈に有意狭窄なし。大動脈内バルーン
パンピングを留置。初回のCTで低酸素性脳症を否定で
きない所見を認め、脳波はflatからlow voltageに。鎮静・
筋弛緩薬投与下で低体温療法を行ったが、血行動態が 肺うっ血
悪化。高用量のカテコラミンを要するようになり、出血傾
向も見られたため、36℃に復温した。心室細動再発予防
目的にアミオダロンを持続投与。接種6日後、CTを再
検。びまん性脳腫脹、脳溝不明瞭化など低酸素性脳症
の所見を認め、脳波所見やミオクローヌスが持続してい
ることなどをあわせ、神経学的予後不良と判断。ドブタミ
ン使用下でECMO離脱を目指したが、自己肺の酸素化
肺水腫
不良が改善せず、離脱は困難であった。人工肺の膜の
劣化も進み、バイタルサインの維持が難しくなった。接種
11日後、血圧低下、徐脈から心静止、心肺停止に至り、
死亡。
肺胞出血
92
93
89歳
81歳
女
男
2022年2月9日
2022年2月7日
2022年2月24日
2022年2月12日
3005786
000021A
3回目
3回目
2021年8月大腿骨骨折するが高齢&認知症により手術
はせずに保存管理とされたが、その後誤嚥性肺炎を併
発し経口摂取が不可と診断され中心静脈栄養管理の状
態となる。2021年9月から入院療養しており、時折発熱は
不明
あるものの病状は比較的安定していた。
3回目接種3日後に37.7℃の熱発はあったもののその後
は状態に変化なかった。接種15日後早朝、心肺停止の
状態で発見された。
1、2回目接種時はコミナティ筋注を接種。3回目接種翌
日から体動困難。接種2日後、外来受診。血圧112/62、
体温37.0℃、SpO2 96%、CK 9572、CKMB 78.5。横紋筋融
解症の診断で入院。接種5日後、呼吸状態悪化。心エ
コーでは前壁の動き低下。利尿剤、昇圧剤、強心剤に反
応なく、同日午後死亡。
(~4/13の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間(~
3/20)後に報告された内容))
94
95
80歳
73歳
男
男
2022年2月17日
2022年2月20日
2022年2月18日
2022年2月21日
不明
000020A
3回目
3回目
既往歴:狭心症
3回目接種翌日夜、最終健常。風呂につかっているのを
家族が発見し、救急要請。救急隊接触時心肺停止状
致死性不整脈
態、初期波形:心静止。アドレナリン注0.1%シリンジ
1mg/mL計7回静脈注射するも自己心拍再開せず。
新型コロナワクチン1回目接種(2021年6月27日、コミナ
ティ筋注、FC3661)、2回目接種(2021年7月18日、コミナ
ティ筋注、FC3661)。
家族より聴取した既往は、糖尿病、高血圧症、脳梗塞後
遺症。
ニフェジピンCR(20)1回2錠1日1回朝食後、グリメピリド
1mg1回1錠1日2回朝夕食後、アプリジン20mg1回1個1日
2回朝夕食後、メトホルミン250mg1回1錠1日2回朝夕食
内因性心臓死
後、ボグリボース0.2mg1回1錠1日3回毎食直後
3回目接種当日夜、徘徊があったようで頭部と右下腿に
創ができていたのを確認されている。接種翌日昼ごろま
では特に症状なし。同日夜、ベッドに寄りかかるように
座っており、呼びかけるも反応なく救急要請となった。救
急隊到着し心肺停止状態を確認し、心肺蘇生術施行し
ながら搬送された。心肺蘇生術継続するも心拍再開な
く、死亡確認。
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
心筋炎
低酸素性虚血性脳症
肺うっ血
剖検(左心室の
広範囲に心筋炎
の所見、両肺に
は高度のうっ血・
水腫に加え、肺
胞出血を認め
評価不能
た)、血液検査、
血管造影検査、
心臓超音波検
査、CT、脳波検
査、心電図
不明
不明
有(高齢、中心
静脈管理の状
態で偶発性の
可能性もある)
γ
無
γ
γ
ワクチン接種3日後に劇症型心筋炎を発症し、死亡となっ
た症例であり、剖検にて左心室に広範な心筋炎の所見を
認めている。心筋炎の診断は確定しているが、ウイルス
感染に起因する心筋炎の可能性もあり、ワクチンとの因
果関係は肯定も否定もできないと考えた。
γ
※~11/11から変更なし。
ワクチン接種3日後に劇症型心筋炎を発症し、死亡となっ
た症例であり、剖検にて左心室に広範な心筋炎の所見を
認めている。心筋炎の診断は確定しているが、ウイルス
感染に起因する心筋炎の可能性もあり、ワクチンとの因
果関係は肯定も否定もできないと考えた。
※~12/16から変更なし。
肺水腫
肺胞出血
不明
評価不能
血液検査、心エ
コー、血液検査、
心電図
横紋筋融解症
→心筋炎
(~4/13の情報に基づく(集計・専
門家評価対象期間(~3/20)後に報
告された内容))
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
心筋炎
不整脈
心臓死
(~4/13の情報
関連あり
に基づく(集計・
専門家評価対象
期間(~3/20)後
に報告された内
容))
※~11/11から変更なし。
心筋逸脱酵素の上昇、およびびまん性の心収縮能低下
を認めたものの、心筋炎と診断するのに特異的な検査に
ついての情報(心臓MRIや心筋生検など)がない。
γ
γ
※~11/11から変更なし。
死亡時画像診断
(CT)(明らかな
評価不能
死因を指摘し得
ず)
無
死亡時画像診断
(CT)及び血液検
査(死因の特定
に至らず、外因要 評価不能
因なしの判断とな
り、内因性心臓死
とした)
有(2月17日ごろ
から体調不良
があったようだ
と妻からの報告
があった。食事
摂取不良など、
発熱などはない
ようであるが、
はっきりとした
症状は分から
ず、関連がある
かわからな
い。)
19
(コメント無し)
γ
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
心筋逸脱酵素の上昇、およびびまん性の心収縮能低下
を認めたものの、心筋炎と診断するのに特異的な検査に
ついての情報(心臓MRIや心筋生検など)がない。
※~12/16から変更なし。
γ
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
症例No