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資料1-3-2 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (38 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html |
出典情報 | 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》 |
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No
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
ネフローゼ症候群
181
72歳
男
2022年3月11日
2022年7月7日
不明
3回目
予診票での留意点は無し。
接種2日目に下痢が出現、A院に入院。25日目、消化器
内科へ転院。CTで小腸浮腫を認める。31日目ころより紫
斑が出現。皮膚生検実施。34日目よりCre1.2と腎機能悪
化を認めた。上部下部消化管内視鏡検査で十二指腸・
回腸末端に潰瘍を認めた。40日目、Cre3.9と増悪傾向、
ネフローゼ症候群や血尿もみられることから、血管炎に
伴うRPGNを疑い、精査加療目的に報告者病院へ転院。
41日目腎生検実施。Minimal change nephrotic syndrome
with focal glomerulosclerosis であった。腎生検免疫結果
はIgA+C3陽性であり、電顕でも傍メサンギウム領域に高
電子密度物質を認め、lgA血管炎として矛盾しなかった。
42日目、mPSL1000mg/日、3日間のステロイドパルス施
行。45日目~47日目、PSL80mg/日静注。48日目から
PSL60mg/日内服へ切替。51日目、手掌と足底に再度紫
斑出現。54日目、貧血の進行と血便があり、輸血と絶食
補液を行うこととなり、右内頚静脈よりCV再挿入しTPN
開始。ステロイドをPSL80mg/日静注に変更。59日目、
フィブロガミン12ml使用開始。61日目、紫斑は改善した
がCre2.0で改善なし。出血の改善を期待し61日目から3 IgA血管炎
日間、mPSL50 mg/日パルスを再度施行。62日目からは
レクチゾール内服も開始。パルス後はPSL80mg/日ivを
継続し、4週間継続となったため、73日目PSL60mg/日iv
へ減量。84日目、Cre0.94まで改善認める。尿量2000ml
~3000ml/日と良好。95日目、PSL40mgと内服に移行し
たが、下血に伴って内服を再度中止。100日目、
PSL40mg/日ivとし、103日目から105日目、アルブミン製
剤。104日目から106日目、フィブロガミン12mlを再度使
用。105日目では、腎機能の著明な低下を認め、尿量の
著明低下。尿量は少ないが浸出と下血量を含めると大
きくプラスになっていないこと、対外循環はナファモスタッ
トを使用することになり、出血リスクになるので、透析は
せず行っていた治療を継続としたが下血止まらず。109
日目、造影CT追加。回腸出血を認め緊急AGで止血。貧
血、下血は継続、輸血で対応。108日目、急激な呼吸状
態が悪化、HCUにて挿管管理となる。
116日目、PSL40mg/日iv、下血継続。NAD使用にて血圧
は安定していた。
118日目、血圧低下、心停止となり死亡。
腎機能障害
出血性小腸潰瘍
不明
関連あり
γ
不明
(コメント無し)
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
急速進行性糸球体腎炎
ヘノッホ・ショーンライン紫斑病
182
183
95歳
47歳
女
男
2022年8月20日
2022年8月24日
2022年8月21日
2022年8月26日
不明
000234A
4回目
4回目
4回目接種の6時間30分後に嘔吐。その後、血圧80台へ
低下し酸素飽和度測定不可。
不明
翌朝、死亡。
病歴:脳性麻痺、てんかんにて施設療養中。誤嚥性肺炎
を繰り返すため、ワクチン接種の42日前に経皮内視鏡的
胃瘻造設術を受けた。術後経過は良好。
ワクチン接種は午前中。午後38.1℃発熱あり。夕方カロ
ナールを使用するも当夜は38.6℃と解熱せず。1日目の
夜、体温39℃、SPO2 88%。頻呼吸あり。2日目の朝、
呼吸停止。救急で搬送されるも心肺停止状態。約50分
後に死亡確認。死亡時CTで肺炎像認めたが心肺停止
に至る所見なし。新型コロナウイルス抗原定量陰性で
あった。
嘔吐
不明
不明
不明
γ
低血圧
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
不明
発熱
不明
発熱、頻呼吸、チアノーゼ
(~10/7の情報に基づく(集計・専 頻呼吸
門家評価対象期間(~9/4)後に報
告された内容))
不明
評価不能
有(肺炎)
γ
(コメント無し)
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
チアノーゼ
184
60歳
女
2022年8月24日
2022年8月25日
000234A
4回目
不明
統合失調症と狭心症の治療薬を服用中。8/8にグループ
急性心不全
ホーム内で転倒、腰椎圧迫骨折にて入院。ワクチン接種
不明
当日、副反応なし。翌日の夜中、腹痛の訴えあり腹部
(~10/7の情報に基づく(集計・専 急性心不全
マッサージで改善し、入眠するも、朝の検温時、呼吸停
門家評価対象期間(~9/4)後に報
止の状態で発見され、死亡確認された。
告された内容))
不明
評価不能
38
有(狭心症また
は薬剤性急性
心不全)
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
症例No
年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
専門家による評価【令和5年1月20日時点】
評価に用いた報告内容注2
ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)
コメント
資料番号
ネフローゼ症候群
181
72歳
男
2022年3月11日
2022年7月7日
不明
3回目
予診票での留意点は無し。
接種2日目に下痢が出現、A院に入院。25日目、消化器
内科へ転院。CTで小腸浮腫を認める。31日目ころより紫
斑が出現。皮膚生検実施。34日目よりCre1.2と腎機能悪
化を認めた。上部下部消化管内視鏡検査で十二指腸・
回腸末端に潰瘍を認めた。40日目、Cre3.9と増悪傾向、
ネフローゼ症候群や血尿もみられることから、血管炎に
伴うRPGNを疑い、精査加療目的に報告者病院へ転院。
41日目腎生検実施。Minimal change nephrotic syndrome
with focal glomerulosclerosis であった。腎生検免疫結果
はIgA+C3陽性であり、電顕でも傍メサンギウム領域に高
電子密度物質を認め、lgA血管炎として矛盾しなかった。
42日目、mPSL1000mg/日、3日間のステロイドパルス施
行。45日目~47日目、PSL80mg/日静注。48日目から
PSL60mg/日内服へ切替。51日目、手掌と足底に再度紫
斑出現。54日目、貧血の進行と血便があり、輸血と絶食
補液を行うこととなり、右内頚静脈よりCV再挿入しTPN
開始。ステロイドをPSL80mg/日静注に変更。59日目、
フィブロガミン12ml使用開始。61日目、紫斑は改善した
がCre2.0で改善なし。出血の改善を期待し61日目から3 IgA血管炎
日間、mPSL50 mg/日パルスを再度施行。62日目からは
レクチゾール内服も開始。パルス後はPSL80mg/日ivを
継続し、4週間継続となったため、73日目PSL60mg/日iv
へ減量。84日目、Cre0.94まで改善認める。尿量2000ml
~3000ml/日と良好。95日目、PSL40mgと内服に移行し
たが、下血に伴って内服を再度中止。100日目、
PSL40mg/日ivとし、103日目から105日目、アルブミン製
剤。104日目から106日目、フィブロガミン12mlを再度使
用。105日目では、腎機能の著明な低下を認め、尿量の
著明低下。尿量は少ないが浸出と下血量を含めると大
きくプラスになっていないこと、対外循環はナファモスタッ
トを使用することになり、出血リスクになるので、透析は
せず行っていた治療を継続としたが下血止まらず。109
日目、造影CT追加。回腸出血を認め緊急AGで止血。貧
血、下血は継続、輸血で対応。108日目、急激な呼吸状
態が悪化、HCUにて挿管管理となる。
116日目、PSL40mg/日iv、下血継続。NAD使用にて血圧
は安定していた。
118日目、血圧低下、心停止となり死亡。
腎機能障害
出血性小腸潰瘍
不明
関連あり
γ
不明
(コメント無し)
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
急速進行性糸球体腎炎
ヘノッホ・ショーンライン紫斑病
182
183
95歳
47歳
女
男
2022年8月20日
2022年8月24日
2022年8月21日
2022年8月26日
不明
000234A
4回目
4回目
4回目接種の6時間30分後に嘔吐。その後、血圧80台へ
低下し酸素飽和度測定不可。
不明
翌朝、死亡。
病歴:脳性麻痺、てんかんにて施設療養中。誤嚥性肺炎
を繰り返すため、ワクチン接種の42日前に経皮内視鏡的
胃瘻造設術を受けた。術後経過は良好。
ワクチン接種は午前中。午後38.1℃発熱あり。夕方カロ
ナールを使用するも当夜は38.6℃と解熱せず。1日目の
夜、体温39℃、SPO2 88%。頻呼吸あり。2日目の朝、
呼吸停止。救急で搬送されるも心肺停止状態。約50分
後に死亡確認。死亡時CTで肺炎像認めたが心肺停止
に至る所見なし。新型コロナウイルス抗原定量陰性で
あった。
嘔吐
不明
不明
不明
γ
低血圧
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
不明
発熱
不明
発熱、頻呼吸、チアノーゼ
(~10/7の情報に基づく(集計・専 頻呼吸
門家評価対象期間(~9/4)後に報
告された内容))
不明
評価不能
有(肺炎)
γ
(コメント無し)
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
チアノーゼ
184
60歳
女
2022年8月24日
2022年8月25日
000234A
4回目
不明
統合失調症と狭心症の治療薬を服用中。8/8にグループ
急性心不全
ホーム内で転倒、腰椎圧迫骨折にて入院。ワクチン接種
不明
当日、副反応なし。翌日の夜中、腹痛の訴えあり腹部
(~10/7の情報に基づく(集計・専 急性心不全
マッサージで改善し、入眠するも、朝の検温時、呼吸停
門家評価対象期間(~9/4)後に報
止の状態で発見され、死亡確認された。
告された内容))
不明
評価不能
38
有(狭心症また
は薬剤性急性
心不全)
γ
(コメント無し)
※~11/11から変更なし。
γ
(コメント無し)
※~12/16から変更なし。
症例No