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資料1-3-2 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(スパイクバックス筋注) (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhannou-utagai-houkoku.html
出典情報 第90回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第23回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(1/20)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

157

158

40歳

63歳





2021年11月1日

2022年3月5日

2021年12月27日 不明

2022年3月6日

000126A

2回目

3回目

肺膿瘍
2回目接種後、午後より発熱、下痢、呼吸苦出現。接種2
日後、高体温、頻呼吸、チアノーゼで救命救急センター
へ搬送。CTより肺炎の診断で人工呼吸。ステロイドパル
ス治療も呼吸を含めた多臓器不全進行。接種6日後、
呼吸不全
ECMOのため転院。この間、肺膿瘍も併発。接種25日
後、ECMO離脱し帰宅。その後も全身状態回復なく、接
種56日後に死亡。
ワクチン接種後短期間での肺炎発症。膠原病など含め
脳梗塞
原因不明。
解剖の結果では、肺膿瘍による呼吸不全が主な死因で
あり、その他に脳多発小梗塞や感染に伴う免疫機能の
低下での単純ヘルペス感染が認められた。
単純ヘルペス

予診票での留意点はなし。
既往歴:脳梗塞、高血圧
3回目接種翌日の夜、自宅浴室の浴槽内で溺水して死
亡しているところを発見された。発見時、口腔内より吐
水、泡沫を認めた。血中トロポニンT定性検査は陽性。

不明

専門家による評価【令和4年12月16日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

159

63歳



2022年4月11日

2022年5月21日

不明

3回目

多臓器機能不全症候群

160

79歳



2022年2月10日

2022年2月11日

000026A

3回目

1回目接種コミナティ筋注(2021年6月12日)、2回目接種
コミナティ筋注(2021年7月3日)
不明
3回目接種翌日に死亡。救急搬送時点で心肺停止状態
胸部大動脈瘤
となっており、死亡判定を行っている。
胸部大動脈瘤が発現、救急搬送。搬送時にはほぼ死亡
状態。その後、胸部大動脈瘤にて死亡。
(~9/2の情報に基づく)

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント

専門家による評価【令和5年1月20日時点】

評価に用いた報告内容注2

ワクチンと死亡との
因果関係評価
(評価記号★)

コメント
資料番号

肺膿瘍

呼吸不全
CT、解剖

評価不能

有(感染症)

γ

ワクチンによって急な肺炎を起こすことは考えづらい
※~11/11から変更なし。

γ

ワクチンによって急な肺炎を起こすことは考えづらい
※~12/16から変更なし。

脳梗塞

単純ヘルペス

不明

検案

評価不能

(~8/5の情報に基づく(集計・専門家評価対象期間(~
7/10)後に報告された内容))

痙攣発作
病歴:症候性てんかん、頭部損傷
併用薬:アレビアチン、ラミクタール
3回目接種翌日から38℃台の発熱が発現。昼頃、突然
の痙攣が出現したため、救急車で救急外来を受診。受
診時、痙攣重積状態であったため、抗痙攣薬を投与し、
痙攣は停止。低血圧を認め、血管収縮薬を投与し、循環 てんかん重積状態
障害からは離脱。意識障害が続くため、気管内挿管を行
い、人工呼吸器管理として集中治療室に入室、入院。接
種2日後、急性肝障害、急性腎障害、横紋筋融解症が出
現、多臓器不全を認めた。接種6日後、血液透析を開
始。接種9日後、気管切開を実施。接種10日後、集中治
療室退室時にも半昏睡を伴う意識障害、透析を要する 敗血症
急性腎障害、肝障害が持続する多臓器不全の状態。接
種25日後、敗血症となり集中治療室に入室。接種32日
後、集中治療室を退室。接種40日後に死亡。死因は多
臓器不全。

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

有(3/6 夜に自
宅浴室の浴槽
内で溺水して死
亡しているとこ
ろを発見され
た。死亡時刻は
推定)

γ

病理解剖がなされていない中で因果関係を証明すること
は困難と判断。ただしトロポニン陽性例であり心筋炎の可
能性が残存するため病理解剖があれば更なる議論が可
能である。

γ

病理解剖がなされていない中で因果関係を証明すること
は困難と判断。ただしトロポニン陽性例であり心筋炎の可
能性が残存するため病理解剖があれば更なる議論が可
能である。

※~11/11から変更なし。

※~12/16から変更なし。

症候性てんかんの既往がある方の痙攣重積発作なの
で、ワクチン接種が関与している可能性は低いとは考え
る。しかし、最終痙攣発作がいつだったのかは判断に必
要である。たとえば最終発作が接種直近であればワクチ
ンの可能性は極めて低いが、数年あるいは数十年単位で
発作が起きていないにも関わらず、今回明らかになった
接種後の発作が起きていれば、ワクチンが関連している
可能性は高くなる。また敗血症については先行する感染
兆候の有無や、その他の身体所見の結果がない以上、ワ
クチンとの関連の有無は評価できない。

症候性てんかんの既往がある方の痙攣重積発作なの
で、ワクチン接種が関与している可能性は低いとは考え
る。しかし、最終痙攣発作がいつだったのかは判断に必
要である。たとえば最終発作が接種直近であればワクチ
ンの可能性は極めて低いが、数年あるいは数十年単位で
発作が起きていないにも関わらず、今回明らかになった
接種後の発作が起きていれば、ワクチンが関連している
可能性は高くなる。また敗血症については先行する感染
兆候の有無や、その他の身体所見の結果がない以上、ワ
クチンとの関連の有無は評価できない。

痙攣発作

てんかん重積状態
不明

評価不能

「不明」と記載。

γ

敗血症

γ

※~11/11から変更なし。

※~12/16から変更なし。

多臓器機能不全症候群

不明
大動脈瘤破裂
不明

評価不能

有(心肺停止状
態にて救急搬
送)

γ

心肺停止時の情報がない。
※~11/11から変更なし。

γ

心肺停止時の情報がない。
※~12/16から変更なし。

(~9/2の情報に基づく)

(~9/2の情報に基づく)

161

No.161と
同一の
80歳
症例に
つき、
No.160
に統合



2021年2月10日

2021年2月11日

不明

3回目

1回目接種、2回目接種ともにコミナティ筋注
3回目接種同月、胸部大動脈瘤が発現、救急搬送。搬送
胸部大動脈瘤
時にはほぼ死亡状態。その後、胸部大動脈瘤にて死
亡。

大動脈瘤破裂

不明

不明

不明

162



2022年3月23日

2022年3月29日

000025A

3回目

過去にアトピー性皮膚炎で治療歴あり。
ワクチン3回目接種の3日後、出勤するも体調が悪く休憩
を長く取っていた。接種4日後の退勤時も体調が悪そうな
無菌性髄膜炎
ので、接種5日後は休みを取らせた。接種6日後、会社が
電話するも応答なし。自宅で死亡発見された。
解剖の結果、無菌性髄膜炎と診断された。

無菌性髄膜炎

解剖

評価不能



62歳

33

γ

(コメント無し)
※~11/11から変更なし。

γ

(コメント無し)
※~12/16から変更なし。

症例No