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令和4年度オンライン資格確認等システムの基盤を活用した電子処方箋に関するモデル事業一式中間報告書(令和5年4月5日掲載) (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001084255.pdf
出典情報 令和4年度オンライン資格確認等システムの基盤を活用した電子処方箋に関するモデル事業一式中間報告書(令和5年4月5日掲載)(4/5)《厚生労働省》
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3)医療事務・受付向け調査
医療事務は処方・調剤に実際に関与することはないが、ベンダとの調整や受付での患者への説
明、システム導入に向けた準備等を実施している。

① 業務プロセス


問 運用マニュアル( 病院・診療所向け/薬局向けオンライン資格確認等システム運用マニ
ュアルやオンライン資格確認・電子処方箋クイックガイド) はわかりやすかったですか。
わかりやすいと回答した人よりわかりにくいと回答した人のほうが多い。医療事務の方が利用

する運用は一部のみであるため、実務に関係のないマニュアルの内容が多いためであると推察さ
れる。



問 電子処方箋発行業務でトラブルはありましたか。
あった、多くあったとの回答が約 4 割であった。具体的な内容(自由記述)としては、
「電子処

方箋は、希望の薬局に自動的にデータが行くと勘違いする方がいる。」「患者からの希望があって
も枝番や公費などで発行できないためその都度説明が必要となる。
」といった患者対応に対するも
のが多く、その他、
「引き換え番号が取り込めず、患者様をお待たせした。」
「診察直前に患者が登
録をしたため、医師がカルテを開くタイミングが早かったのか、紙処方しか出なかった。一度カ
ルテを閉じて処方をし直すことで、解消した。
」というシステム上の問題が見られる。
システム上の問題はすべて既に解消済みであるが、患者への説明や対応については今後さらに
周知を行うことで患者の理解を高める必要がある。

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