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令和4年度オンライン資格確認等システムの基盤を活用した電子処方箋に関するモデル事業一式中間報告書(令和5年4月5日掲載) (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001084255.pdf
出典情報 令和4年度オンライン資格確認等システムの基盤を活用した電子処方箋に関するモデル事業一式中間報告書(令和5年4月5日掲載)(4/5)《厚生労働省》
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2)運用開始後の状況


システムの使いやすさ

システムの使いやすさについては、これまでの紙処方箋の扱いとほとんど変わらない操作で電
子処方箋も発行/調剤できていることがうかがえる。
〈実際の意見〉


使用するパソコンが電子処方箋に対応してさえいれば、これまでの操作方法や画面とほと
んど変わらない。



医師は特に電子処方箋を意識することなくこれまでと同じように処理を進めていけば電子
処方箋が発行される。



これまでの操作方法や画面とほとんど変わらない。


薬剤情報の閲覧について

薬剤情報の閲覧が可能になることで、重複投薬や併用禁忌の確認ができることが効果的である
という声が多い。
〈実際の意見〉


重複チェックや治療状況が見えるようになり、服薬指導においても患者のアドヒアランス
に良い影響をもたらせられると考える。



手帳持参しない患者でも併用薬の確認ができることが良い。



長年にわたり来局されていた患者に(長期処方で年数回来局)、お薬手帳に記載されていな
い院内処方の薬があったことが初めて分かった。



重複チェックがタイムリーにかかるので、確認作業の短縮化、見逃し等が防止できる。




周知における工夫
患者への周知について、院内のサイネージを活用したり、薬局から声掛けを行ったりと各地

域で工夫が見られた。利用者の増加のためには患者への周知が非常に重要になるため、


デジタルサイネージやチラシを使い、患者さんへの周知に力を入れている。



薬局から説明用のチラシや同意書を配布することで次の診察時の電子処方箋の選択を促進
している。



マイナンバーカードの申請相談窓口を設置することでマイナンバーカードの普及にも力を
入れた。



独自のチラシを作成して電子処方箋窓口の前に掲載した。


その他意見
その他意見として導入を早期に実施したほうが良い、使い勝手は変わらない、薬剤情報の閲
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