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総-4○医療DXについて(その1) (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00181.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第543回 4/26)《厚生労働省》
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第1回医療DX推進本部 幹事会
(令和4年11月22日)資料4

医療DXの実現により目指す社会

資料4(厚生労働省提出資料)

医療DXとは
保健・医療・介護の各段階(疾病の発症予防、受診、診察・治療・薬剤処方、診断書等の作成、診療報酬の
請求、医療介護の連携によるケア、地域医療連携、研究開発など)において発生する情報やデータに関し、
全体最適された基盤を構築し、活用することを通じて、保健・医療や介護関係者の業務やシステム、
データ保存の外部化・共通化・標準化を図り、国民自身の予防を促進し、より良質な医療やケアを
受けられるように、社会や生活の形を変えていくこと。

国民のさらなる健康増進

切れ目なくより質の高い医療等の提供

➣ 誕生から現在までの生涯にわたる保健医療
データが自分自身で一元的に把握可能となり、
個人の健康増進に寄与
→ 自分で記憶していない検査結果情報、
アレルギー情報等が可視化
→ 将来的にも安全・安心な受療が可能

医療機関等の業務効率化
➣システムコスト低減により、医療
機関等のデジタル化が促進
→ 業務効率化、効率的な働き方が
実現
➣次の感染症危機において、医療現
場における情報入力等の負担を軽
減するとともに、必要な情報を迅
速かつ確実に取得



本人同意の下で、全国の医療機関等が
セキュリティを確保しながら必要な診療情報を
共有することにより、切れ目なくより質の高い
医療等の提供が可能
→ 災害や次の感染症危機を含め、全国いつどの
医療機関等にかかっても、必要な医療情報が共有

人材の有効活用
➣診療報酬改定に関する作業の
効率化
➣医療情報システムに関与する
人材の有効活用、費用の低減
を実現
→ 医療保険制度全体の運営
コストの削減

医療情報の利活用の環境整備
➣ 民間事業者との連携
➣ 保健医療データの二次利用
による創薬、治験等の
医薬産業やヘルスケア産業の
振興
→ 結果として国民の健康寿命
の延伸に資する

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