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参考資料2 財政各論③:こども・高齢化等(参考資料) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20230511zaiseia.html |
出典情報 | 財政制度等審議会 財政制度分科会(5/11)《財務省》 |
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1.こども・子育て支援の充実
(1)基本的方向
○ これまで、保育の受け皿整備や幼児教育・保育の無償化などに取り組み、大きな成果も見られるが、少子化の流れを変えるには至ってお
らず、少子化の危機的な状況から脱却するための更なる対策が必要
○ 今後、こども家庭庁の下で「こども大綱」を策定する中で、特に、現行制度で手薄な0~2歳児へのきめ細やかな支援が重要との認識の
下、「未来への投資」として、社会全体でこども・子育てを支援する観点から、妊娠・出産・子育てを通じた切れ目ない包括的支援を早期
に構築すべき
○ 恒久的な施策には恒久的な財源が必要であり、「骨太の方針2022」の方針に沿って、全ての世代でこどもや、子育て・若者世代を支え
るという視点から、支援策の更なる具体化とあわせて検討すべき
○ まずは(2)に掲げる支援策の具体化に取り組み、これも含め、こどもの視点に立って、必要なこども政策が何か、体系的にとりまとめ
ることが重要であり、来年度の「骨太の方針」において、将来的にこども予算の倍増を目指していく上での当面の道筋を示していく必要
○ 0~2歳児に焦点を当てた支援の早期構築後には、幅広い年齢層の子育て世帯に対する経済的支援の充実を検討する必要
(2)取り組むべき課題
① 全ての妊産婦・子育て世帯支援
・妊娠時から寄り添う「伴走型相談支援」と経済的支援の充実(0~2歳児の支援拡充)☆★
・全ての希望者が、産前・産後ケアや一時預かりなどを利用できる環境の整備 ★
・出産育児一時金の引上げ(42万円→50万円)と出産費用の見える化(後期高齢者医療制度
が費用の一部を支援する仕組みの導入を含む) ☆
・不妊治療等に関する支援 ★
② 仕事と子育ての両立支援(「仕事か、子育てか」の二者択一を迫られている状況の是正)
・育児休業後において切れ目なく保育を利用でき、また、円滑に職場復帰できるよう、予め保
育の枠を確保できる入所予約システムの構築 ★
・子育て期の長時間労働の是正、柔軟な働き方の促進 ★
・育児休業取得の一層の促進と時短勤務を選択する際の給付の創設 ★
・非正規雇用労働者の処遇改善、雇用のセーフティネットや育児休業給付の対象外となってい
る短時間労働者への更なる支援 ★
・自営業者やフリーランス・ギグワーカー等の育児休業給付の対象外である方々への育児期間
中の給付の創設 ★
(3)今後の改革の工程
① 足元の課題
・(2)☆の項目
② 来年、早急に具体化を進めるべき項目
・(2)★の項目
・「骨太の方針2022」にもあるように、
こども・子育て支援の充実を支える安
定的な財源について、企業を含め社会
全体で連帯し、公平な立場で、広く負
担し、支える仕組みの検討
・0~2歳児に焦点を当てた切れ目のな
い包括的支援の早期構築後の課題とし
て、児童手当の拡充など幅広い年齢層
の子育て世帯に対する経済的支援の充
実について恒久的な財源とあわせて検
討
3
(1)基本的方向
○ これまで、保育の受け皿整備や幼児教育・保育の無償化などに取り組み、大きな成果も見られるが、少子化の流れを変えるには至ってお
らず、少子化の危機的な状況から脱却するための更なる対策が必要
○ 今後、こども家庭庁の下で「こども大綱」を策定する中で、特に、現行制度で手薄な0~2歳児へのきめ細やかな支援が重要との認識の
下、「未来への投資」として、社会全体でこども・子育てを支援する観点から、妊娠・出産・子育てを通じた切れ目ない包括的支援を早期
に構築すべき
○ 恒久的な施策には恒久的な財源が必要であり、「骨太の方針2022」の方針に沿って、全ての世代でこどもや、子育て・若者世代を支え
るという視点から、支援策の更なる具体化とあわせて検討すべき
○ まずは(2)に掲げる支援策の具体化に取り組み、これも含め、こどもの視点に立って、必要なこども政策が何か、体系的にとりまとめ
ることが重要であり、来年度の「骨太の方針」において、将来的にこども予算の倍増を目指していく上での当面の道筋を示していく必要
○ 0~2歳児に焦点を当てた支援の早期構築後には、幅広い年齢層の子育て世帯に対する経済的支援の充実を検討する必要
(2)取り組むべき課題
① 全ての妊産婦・子育て世帯支援
・妊娠時から寄り添う「伴走型相談支援」と経済的支援の充実(0~2歳児の支援拡充)☆★
・全ての希望者が、産前・産後ケアや一時預かりなどを利用できる環境の整備 ★
・出産育児一時金の引上げ(42万円→50万円)と出産費用の見える化(後期高齢者医療制度
が費用の一部を支援する仕組みの導入を含む) ☆
・不妊治療等に関する支援 ★
② 仕事と子育ての両立支援(「仕事か、子育てか」の二者択一を迫られている状況の是正)
・育児休業後において切れ目なく保育を利用でき、また、円滑に職場復帰できるよう、予め保
育の枠を確保できる入所予約システムの構築 ★
・子育て期の長時間労働の是正、柔軟な働き方の促進 ★
・育児休業取得の一層の促進と時短勤務を選択する際の給付の創設 ★
・非正規雇用労働者の処遇改善、雇用のセーフティネットや育児休業給付の対象外となってい
る短時間労働者への更なる支援 ★
・自営業者やフリーランス・ギグワーカー等の育児休業給付の対象外である方々への育児期間
中の給付の創設 ★
(3)今後の改革の工程
① 足元の課題
・(2)☆の項目
② 来年、早急に具体化を進めるべき項目
・(2)★の項目
・「骨太の方針2022」にもあるように、
こども・子育て支援の充実を支える安
定的な財源について、企業を含め社会
全体で連帯し、公平な立場で、広く負
担し、支える仕組みの検討
・0~2歳児に焦点を当てた切れ目のな
い包括的支援の早期構築後の課題とし
て、児童手当の拡充など幅広い年齢層
の子育て世帯に対する経済的支援の充
実について恒久的な財源とあわせて検
討
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