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脳科学研究の現状について (14 ページ)

公開元URL https://www.lifescience.mext.go.jp/2023/05/6050518.html
出典情報 ライフサイエンス委員会 脳科学作業部会(第6回 5/18)《文部科学省》
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脳とこころの研究推進プログラム

令和5年度予算額
(前年度予算額

6,094百万円
6,094百万円)

令和4年度第2次補正予算額

4,033百万円

背景・課題/概要
 健康・医療戦略(第2期)(令和2年3月閣議決定)に基づき、認知症や精神疾患等の現代社会が直面する課題の克服に向けて、『社会に貢献
する脳科学』の実現を目指し、「脳とこころの研究推進プログラム」として脳科学研究を推進。


具体的には、マーモセット等のモデル動物の活用や国際連携等を通じた脳機能解明、様々な精神・神経疾患を対象にした疾患メカニズムの解明等のため
の研究開発、若手研究者を含めた脳科学分野の人材育成のための将来のイノベーション創出に向けた横断的かつ萌芽的な研究開発等を推進。

事業内容

(事業期間:令和3~11年度)

革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクト(革新脳)
• 非ヒト霊長類(マーモセット)の高次脳機能を担う神経回路の全容をニューロンレベルで解明
し、ヒトの脳の動作原理等の解明を目指す
【課題数(継続)】37課題

戦略的国際脳科学研究推進プログラム(国際脳)
• 国際連携により、神経回路レベルでのヒトの脳の動作原理等の解明、精神・神経疾患の早期
発見・早期介入の実現や新たな脳型アルゴリズムに基づく次世代AIの開発に貢献
【課題数(継続)】15課題

精神・神経疾患メカニズム解明プロジェクト(疾患メカ)
• 基礎研究と臨床研究をつなぐ双方向のトランスレーショナル研究、疾患横断的・分野横断的
な研究戦略等により、精神・神経疾患の分子的機序、診断及び治療に寄与するシーズ探索
などの研究開発を推進
• データサイエンスと連携し、インフォマティクス研究やビッグデータ解析等により、融合研究を推進

マーモセット脳マップデータベース

基礎・臨床双方向の
トランスレーショナル研究
マーモセット

データ駆動型研究

相互連携

※データサイエンスとの連携

ヒト脳構造-機能マップ

国際脳
ライフステージに応じた
脳画像等の統合解析

【課題数(継続)】21課題

領域横断的かつ萌芽的脳研究プロジェクト(横断萌芽プロ)
• 横断的な基礎脳科学研究を推進するとともに脳科学研究における将来のイノベーション創出
に向けて、萌芽的な研究開発を支援
• 活発な人材循環による本分野の飛躍的な発展のため、若手研究者を含む人材育成の精力
的な取組を推進

革新脳

疾患メカ

MRI撮像

横断萌芽プロ

※若手枠の設定・異分野融合のテーマの設定

【課題数(継続)】37課題

脳高次機能解明等に向けたブレイン・イノベーション創出基盤の整備(革新脳・国際脳)

:令和4年度第2次補正予算 4,033百万円

• 脳高次機能解明等に向けて、ヒト臨床データ(MRIデータ等)やマーモセット等の実験動物
データ(遺伝子、細胞、画像等)の多階層かつ異種・多次元データを高精度・効率的・自律
的に収集・蓄積し、包括的に解析・共有するための研究基盤を整備

【事業スキーム】

補助金


委託
AMED

大学・国立研究
開発法人等

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