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ニュースリリース 厚生労働大臣・老健局へ要望 (14 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 厚生労働大臣・老健局へ要望(5/24)《日本看護協会》
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2-3)

緊急時訪問の夜間・早朝加算および深夜加算の算定要件の緩和

訪問看護

• 緊急時訪問看護加算を算定する利用者の夜間・早朝加算および深夜加算について算定要件を見直し、
緊急訪問の都度算定できるようにされたい
• 緊急時訪問看護加算を算定している利用者に対し夜間・早朝・深夜に緊急時訪問を実施した場合、 1月
以内の 2 回目以降に夜間・早朝加算(25%)および深夜加算(50%)の算定が認められているが、当月の
1回目の訪問には夜間・早朝・深夜加算の算定は認められていない。
※医療保険の「24時間対応体制加算」は1回目の緊急時訪問が夜間等の場合、夜間等の加算を算定可

• 重度者の状態の悪化・急変は時間帯を問わず発生する可能性がある。24時間対応体制を整えるためには、
夜間・早朝および深夜にも緊急訪問の可能な訪問看護ステーションに対し、その都度の訪問に係る労力の
適切な評価が必要である。
図1 緊急訪問発生の理由(複数回答)

図2 夜間の利用者対応に関連する課題(複数回答)
「看護職員の精神的・身体的負担が大きい」という回答が8割以上に上る

9割近くが「病状の変化」による緊急訪問である

0.0

0

20

40

60

80

100 %

89.6

病状の変化

夜間訪問時の看護職員の安全確保が難しい

転倒・転落

30.1

夜間・休日対応がネックとなり
看護職員の新規採用が難しい

22.1

便・尿失禁
介護体制の調整
その他

9.2
6.1

日本訪問看護財団「令和6年度介護報酬・診療報酬改定に向けたアンケート」(2022)

60.0

80.0

%

100.0

83.5

夜間・休日対応できる看護職員が
限られているため負担が偏る

30.7

27.6

40.0

看護職員の精神的・身体的負担が大きい

不安の訴え

薬剤投与管理

20.0

69.6
38.2
36.0
30.7

看護職員の離職につながってしまう

29.0

緊急訪問しても報酬が算定できないケースがある

23.1

主治医や多職種との連携が難しい

15.1

他事業所とオンコール対応のシェアができない
その他

4.4

あてはまるものはない

3.5

日本看護協会「2024年度診療報酬・介護報酬改定等に向けた訪問看護実態調査」(2022)

8