3－2)

特養
認知症GH等

感染症に関する専門性の高い看護師の支援・助言による感染対策強化

• 特養や認知症グループホームなどの入所・入居系サービスが、外部の医療機関等との連携により感染管理の
専門性の高い看護師等を含む感染対策チームからの支援体制を確保し、施設・事業所の感染予防の体
制整備を行った場合に、感染対策加算として評価されたい。
• 新型コロナウイルス感染症流行の第7波、第8波では高齢者施設において多数のクラスターが発生し、感染拡大してから
2023年3月末までの発生件数は全国計24,511件に上る※1 。
• 東京都の高齢者施設（特養、養護、軽費）273施設が回答した調査では、高齢者施設でクラスターが発生しやすい理由
として、「利用者が自ら感染対策を講じることが困難」「施設内療養は職員の負担が過大で感染対策が不十分になりやす
い」「食事を一度に多人数でする環境」などの回答が9割前後に上っている※2。
• 医療機関においては感染対策向上加算により、感染対策の人材・ノウハウを有する医療機関を中心に地域の医療機関が
連携協力体制を構築し、新興感染症への対応も含め地域の感染対策を向上させる取り組みが進められている。
※1 厚生労働省統計

※2 東京都高齢者福祉施設協議会 「新型コロナウイルス感染症第７波における感染状況把握調査」（2022年）

＜イメージ図＞

高齢者入所・入居系サービス
（特養、グループホーム等）
相談・助言

相談・助言

・定期的なカンファレンス
・新興感染症の発生等
を想定した訓練の実施

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