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ニュースリリース 厚生労働大臣・老健局へ要望 (9 ページ)

公開元URL https://www.nurse.or.jp/home/about/newsrelease/
出典情報 厚生労働大臣・老健局へ要望(5/24)《日本看護協会》
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1-1)

看多機

利用者の状態に応じたターミナルケアや重度者への柔軟な対応体制への評価

1) 在宅看取りが困難な要因を有する看多機利用者へのターミナルケアについて、現行の「ターミナルケア加
算」の評価を引き上げられたい。
2) 看護体制強化加算の算定要件のうち、「利用者総数に占める緊急時訪問看護加算を算定した利用者
の割合」(加算Ⅰ:80%以上、加算Ⅱ:50%以上)の要件について、重度者や看取り対応のため、
「泊まり」時に看護職員が緊急対応した実績(オンコール対応を含む)による算定も可能とされたい。
1)

看多機では様々な疾患・状態像のターミナル期の利用者を受け入れており、「頻回な医療処置が必要である」「同居者の有無によらず自宅で
介護できる人がいない」等、在宅看取りが困難な要因を有する利用者にもサービスを柔軟に組み合わせてターミナルケアを実施している。

2)

本会老健事業の調査では、看多機を利用する重度者やターミナル期の利用者の状態像として、頻回・緊急の訪問看護を要する利用者の他、
「泊まり」を集中的に利用して事業所内でケアを受ける利用者が一定数いることが示されている。

図1 利用者のターミナル期該当状況別・看多機で実施しているケア(複数回答)
%

図2 利用者のターミナル期該当状況別・
「泊まり」利用回数(2022年9月)
0%

50%

ターミナル期に

100%
平均値

該当する(n=154)

11.5回

該当しない(n=2,146)

6.6回

泊まり利用回数
(2022年9月)

0回
1~11回
12~19回
20~29回
30回以上
無回答

【出典】令和4年度厚労省老健事業「看護小規模多機能型居宅介護の普及等に関する調査研究事業」(日本看護協会)

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