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薬-2参考3○令和6年度薬価改定の主な課題と議論の進め方について (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212451_00064.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会(第202回 6/21)《厚生労働省》 |
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○
このような問題に対応するために、2.3の医薬品流通における対応に加え、後発品
以外の医薬品を含め、医療上の必要性が高い医薬品の薬価を下支えしつつ、安定供給
が可能となるよう、最低薬価、不採算品再算定、基礎的医薬品といった制度やその運
用の改善を検討するとともに、中長期的には、採算性を維持するための新たな仕組み
の検討を進めるべきである。その際、最低薬価、不採算品再算定、基礎的医薬品の制
度の改善等の検討に当たっては、企業努力を促す観点や医療保険財政のバランスを確
保する観点から、他の制度改善等との優先順位を考慮すべきである。
2.1.3
○
サプライチェーンの強靱化
医療提供の持続可能性にも関わる医薬品供給リスクに対処するため、医薬品製造に係
るサプライチェーンの強靱化を着実に図るべきである。
○
原薬や原材料の調達段階を中心としたグローバルサプライチェーンの 断絶や災害等の
様々な 供給リ スク に対 処する ため、 各企 業に おける 安定供 給に 向け た取組 を支援 する
ととも に、原 薬等 の共 同調達 等の取 組を 促す べきで ある。 これ らに 加えて 、 供給 不安
に係る リスク シナ リオ の整理 やそれ を踏 まえ た行動 計画の 整備 等、 医薬品 のサプ ライ
チェーン強靭化に向けた体制を構築することが必要である。
○
また、それらの対応に当たっては、供給情報等の共有が重要となることから、上述の
と お り 、 安 定 供 給 等 の 企 業 情 報 の 可 視 化 を 推 進 す る こ と に 加 え 、 政 府 自 ら が 主 導 し て、
特に医療上必要な医薬品については、需要側とのマッチングも見据え、一連のサプラ
イチェーン上の供給状況を関係者がより迅速に把握することが可能な仕組みの構築を
検討すべきである。
○
さらに、緊急時には、政府のイニシアチブの下、医薬品の適正な供給が可能となるよ
う、予め関係者間でその方策を検討しておく必要がある。
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このような問題に対応するために、2.3の医薬品流通における対応に加え、後発品
以外の医薬品を含め、医療上の必要性が高い医薬品の薬価を下支えしつつ、安定供給
が可能となるよう、最低薬価、不採算品再算定、基礎的医薬品といった制度やその運
用の改善を検討するとともに、中長期的には、採算性を維持するための新たな仕組み
の検討を進めるべきである。その際、最低薬価、不採算品再算定、基礎的医薬品の制
度の改善等の検討に当たっては、企業努力を促す観点や医療保険財政のバランスを確
保する観点から、他の制度改善等との優先順位を考慮すべきである。
2.1.3
○
サプライチェーンの強靱化
医療提供の持続可能性にも関わる医薬品供給リスクに対処するため、医薬品製造に係
るサプライチェーンの強靱化を着実に図るべきである。
○
原薬や原材料の調達段階を中心としたグローバルサプライチェーンの 断絶や災害等の
様々な 供給リ スク に対 処する ため、 各企 業に おける 安定供 給に 向け た取組 を支援 する
ととも に、原 薬等 の共 同調達 等の取 組を 促す べきで ある。 これ らに 加えて 、 供給 不安
に係る リスク シナ リオ の整理 やそれ を踏 まえ た行動 計画の 整備 等、 医薬品 のサプ ライ
チェーン強靭化に向けた体制を構築することが必要である。
○
また、それらの対応に当たっては、供給情報等の共有が重要となることから、上述の
と お り 、 安 定 供 給 等 の 企 業 情 報 の 可 視 化 を 推 進 す る こ と に 加 え 、 政 府 自 ら が 主 導 し て、
特に医療上必要な医薬品については、需要側とのマッチングも見据え、一連のサプラ
イチェーン上の供給状況を関係者がより迅速に把握することが可能な仕組みの構築を
検討すべきである。
○
さらに、緊急時には、政府のイニシアチブの下、医薬品の適正な供給が可能となるよ
う、予め関係者間でその方策を検討しておく必要がある。
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