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【資料2】小規模多機能型居宅介護 (49 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33719.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第218回 6/28)《厚生労働省》
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小規模多機能型居宅介護の現状と課題
<現状と課題>


令和3年度介護報酬改定では、主に以下を実施したところである。
① 在宅の認知症高齢者の緊急時の宿泊ニーズに対応できる環境づくりを推進する観点から、


認知症行動・心理症状緊急対応加算を新たに創設。

・ 登録者以外の短期利用について、登録者のサービス提供に支障がないことを前提に、宿泊室に空きがある場
合には算定を可能とする。
② 地方分権提案を踏まえて、「過疎地域等におけるサービス提供の確保」「地域の特性に応じた小規模多機能型
居宅介護の整備・提供の促進」を図るため、以下の改定を実施。


市町村が認めた場合に、定員超過減算を一定の期間行わないこととした。

・ 厚生労働省令で定める登録定員及び利用定員の基準を、市町村が条例で定める上での「従うべき基準」から
「標準基準」に見直す。

<論点>
◼ 利用者の態様や希望に応じて、中重度となっても在宅での生活が継続できるよう支援することを目的として創設
された小規模多機能型居宅介護の更なる普及が求められる中、期待されるサービスを安定的に提供するなどのため
に、どのような方策が考えられるか。

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