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【資料3】看護小規模多機能型居宅介護 (45 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33719.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第218回 6/28)《厚生労働省》
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看護小規模多機能型居宅介護の現状と課題
<現状と課題>
◼ また、
・利用終了者の転帰別平均人数をみると、医療施設への入院及び死亡(看取り)が増加しており、
特に死亡(看取り)は、自宅1.8人、看護小規模型居宅介護2.4人と、自宅より看護小規模多機能
型居宅介護における看取りが多い。
・看護小規模多機能型居宅介護の短期利用は年々増加しており、利用回数はコロナ禍でも増加して
いる。
このように、医療機関との連携を図りながら、必要に応じて看取りや登録者以外の短期利用に対
応しながら柔軟にサービス提供を行っている。



看護小規模多機能型居宅介護は、利用者の状況に応じて「泊まり」、「通い」、「訪問(介護・
看護)」を柔軟に組み合わせ、利用者のニーズに応じたサービス提供が行われている。一方、事業
所ごとに、サービス提供内容や頻度にばらつきがある。



事業所の開設・運営にあたっての困難としては、「看護職員の確保」、「介護職員の確保」、
「利用者の確保」があり、特に、看取りや重度者に対応するにあたっては「夜勤の出来る職員の確
保」、「看護職員以外の職種が対応することが難しい」といった人材の確保に関する困難が多い。



なお、保険外サービスを実施している看護小規模多機能型居宅介護は28.0%あり、そのうち「利
用者家族・介護職・地域住民の相談窓口」、「利用者の通院支援」、「外出支援・旅行支援」と
いった利用者・家族・住民に対する支援が多く行われているほか、自治体事業である「通いの場・
サロン・カフェ」、「市区町村の介護予防・日常生活総合支援事業」も一定数の割合で実施されて
いる。
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