-
2015年12月02日(水)
[改定速報] 試行導入に向けて業界からの意見を聴取 費用対効果部会
- 厚生労働省は12月2日、中央社会保険医療協議会の「費用対効果評価専門部会」を開催し、2016年4月の試行的導入に向けて、「業界からの意見陳述」の聴取を実施した。 製薬業界を代表して日本製薬工業協会など3団体は、費用対効果評価の試行的導入に関し、現行の薬価基準制度には既に医療技術評価の概念が反映されているため、本格的な導入を前提としないことを要請。費用対効果評価を保険償還の可否に利用することは、現行の医療・・・
-
2015年12月02日(水)
[改定速報] 支払側はマイナス改定、診療側はプラス改定要請 中医協・総会1
- 厚生労働省は12月2日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。次期2016年度の「診療報酬改定に関する基本的な見解(各号意見)」を議題とし、支払・診療各側が意見を述べた。次回以降の総会で、公益委員が意見書案をまとめ議論し、中医協総会として意見提出する。 まず、1号側(支払側)の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は「医療経済実態調査結果では、医療機関等の経営は全体としては中期的におおむね堅調に推移し・・・
-
2015年12月02日(水)
[改定速報] 回復期リハ、効果が一定以下ならば入院料に包括 中医協・総会2
- 厚生労働省は12月2日、中央社会保険医療協議会の「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項:リハビリテーション」をテーマに、(1)回復期リハビリテーション病棟におけるリハビリの質に応じた評価(p24~p38参照)、(2)廃用症候群の特性に応じたリハビリテーション(p39~p46参照)、(3)維持期リハビリテーション―などを議論した(12月2日に続報をお伝えします)。 (1)に関して、リハビリ提供単・・・
-
2015年12月02日(水)
[改定速報] 廃用症候群リハを脳血管疾患等から独立の項目に 中医協・総会3
- 12月2日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項:リハビリテーション」をテーマに、(1)回復期リハビリテーション病棟におけるリハビリテーションの質に応じた評価―のほか、(2)廃用症候群の特性に応じたリハビリテーション、(3)維持期リハビリテーション―などを議論した。 (2)に関して、【脳血管疾患等リハビリテーション料】の「廃用症候群(身体の不活動により引き起・・・
-
2015年12月02日(水)
[改定速報] 維持期リハ、介護保険移行へ見学等の提案を評価 中医協・総会4
- 12月2日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項:リハビリテーション」をテーマに、(1)回復期リハビリテーション病棟におけるリハビリテーションの質に応じた評価、(2)廃用症候群の特性に応じたリハビリテーション―のほか、(3)維持期リハビリテーション―などを議論した。 (3)に関して、前回2014年度改定で、2016年4月1日以降、維持期リハビリテーションの介護保険への・・・
-
2015年11月30日(月)
[改定速報] 2次医療圏ごとの救急車の受け入れ評価は見送り DPC分科会
- 厚生労働省は11月30日、「診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会」を開催し、(1)機能評価係数II(p53~p58参照)、(2)次期2016年度改定に向けたDPC制度(DPC/PDPS)の対応について検討結果案(p5~p52参照)―などを議論した。 (1)に関しては、今回、次期2016年度改定に向けて、新たに、(i)臨床研究中核病院の評価(p53~p58参照)、(ii)2次医療圏ごとの救急車の受け入れ状況の評価(p58参照)―を検討した・・・
-
2015年11月27日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政 vol.51 厚生政策情報センター
-
- キーワードでみる厚生行政(第51号 11/27)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 28年度改定 医療制度改革 医療提供体制
-
2015年11月25日(水)
[改定速報] 看護職員の月平均夜勤時間超過減算、届出13施設 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月25日、中央社会保険医療協議会の「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「入院医療」をテーマに、(1)身体疾患のために入院する認知症患者のケア、(2)地域加算の見直し―のほか、(3)看護職員の夜勤―に関して議論した((1)、(2)については、11月25日に既にお伝えしています)。 (3)に関して、前回2014年度診療報酬改定では、過重労働への対応や、安全な医療提供体制の確保のため、【月平均・・・
-
2015年11月25日(水)
[改定速報] 月平均夜勤時間数の計算対象の従事者拡大を提案 中医協・総会2
- 11月25日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「入院医療」をテーマに、「看護職員の夜勤」に関して、このほか、論点が提示され委員が議論した。 看護職員の夜勤に関しての説明を基に、厚労省は論点を、主に次のように示した(p27参照)。●月平均夜勤時間数を入院基本料の要件とする現行の考え方は、維持する●子育てや家族の介護を担う看護職員を含め、より多くの看護職員で夜勤体制を支えることができるよう、月平均・・・
-
2015年11月25日(水)
[改定速報] C1・C2区分、保険適用月の前月の末日までに承認 材料専門部会1
- 厚生労働省は11月25日、中央社会保険医療協議会の「保険医療材料専門部会」では、(1)市場規模を踏まえた償還価格の見直し―のほか、(2)保険適用時期の見直し、(3)緊急的な保険収載、(4)保険適用希望書の提出のあり方、(5)放射線治療に用いる医療機器の取り扱い、(6)ヒト自家移植組織―を議論した。 (2)では、新規医療材料の保険適用時期に関しては現在、C1またはC2区分の新規医療材料は、保険適用月の2カ月前の末・・・
-
2015年11月25日(水)
[改定速報] 原則「構成品」ごとのみ保険適用希望書を提出 材料専門部会2
- 11月25日の中央社会保険医療協議会の「保険医療材料専門部会」では、(1)市場規模を踏まえた償還価格の見直し、(2)保険適用時期の見直し、(3)緊急的な保険収載―のほか、(4)保険適用希望書の提出のあり方、(5)放射線治療に用いる医療機器の取り扱い、(6)ヒト自家移植組織―を議論した。 (4)では、薬事承認・認証された単一の品目が、サイズなどに幅がある複数の「構成品」によって構成されている場合、「構成品」ご・・・
-
2015年11月25日(水)
[改定速報] 放射線治療の医療材料を特定保険医療材料に 材料専門部会3
- 11月25日の中央社会保険医療協議会の「保険医療材料専門部会」では、(1)市場規模を踏まえた償還価格の見直し、(2)保険適用時期の見直し、(3)緊急的な保険収載、(4)保険適用希望書の提出のあり方―のほか、(5)放射線治療に用いる医療機器の取り扱い、(6)ヒト自家移植組織―を議論した。 (5)に関して、現在の放射線治療に対する診療報酬上の評価においては、「特定保険医療材料」の節は設定されていないため、厚労省・・・
-
2015年11月25日(水)
[改定速報] 認知症入院患者、身体拘束廃止や多職種連携評価 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月25日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。次期2016年度診療報酬改定に向け「入院医療」をテーマに、(1)身体疾患のため入院する認知症患者のケア、(2)地域加算の見直し、(3)看護職員の夜勤―を議論した。 (1)では、厚労省は認知症有病率の増加に伴い、認知症を持つ身体疾患患者の入院機会が増えると予想され、適切な対応が求められると説明。急性期病棟に認知症患者が約2割入院しており、療養病棟・・・
-
2015年11月25日(水)
[改定速報] 地域加算、国家公務員の地域手当にならい見直し 中医協・総会2
- 11月25日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、「入院医療」をテーマに、(1)身体疾患のために入院する認知症患者のケア―のほか、(2)地域加算の見直し、(3)看護職員の夜勤―に関して議論した。 (2)では、【地域加算】は医業経営の地域差に配慮する観点から設けられており、国家公務員一般職の地域手当に関して人事院規則で定める地域区分に準じて、保険医療機関が入院基本料、特定入院料などとして算定できるもの・・・
-
2015年11月25日(水)
[改定速報] 償還価格見直し、予測販売数の詳細データ求める 材料専門部会
- 厚生労働省は11月25日、中央社会保険医療協議会の「保険医療材料専門部会」を開催。次期2016年度改定に向けて、「保険医療材料専門組織等からの意見」を検討し、(1)市場規模を踏まえた償還価格の見直し、(2)保険適用時期の見直し、(3)緊急的な保険収載、(4)保険適用希望書の提出のあり方、(5)放射線治療に用いる医療機器の取り扱い、(6)ヒト自家移植組織―を議論した。 (1)に関して、2014年度改定では、新規医療材・・・
-
2015年11月24日(火)
[改定速報] 予算編成、最優先事項に高額療養費制度の見直し 諮問会議1
- 内閣府は11月24日、「経済財政諮問会議」を開催し、(1)2016年度予算基本方針案、(2)財政制度等審議会の2016年度予算の編成等に関する建議―を議論した。 (1)では、2016年度予算編成の基本的考え方として、2020年度の財政健全化目標を堅持し、計画期間の当初3年間(2016~2018年度)を「集中改革期間」と位置づけ、2018年度のPB(基礎的財政収支)赤字の対GDP比マイナス1%程度を目安にすると明記。改革工程表に沿って歳出・・・
-
2015年11月24日(火)
[改定速報] 病床機能報告に定量的基準、療養病床要件厳格化提案 諮問会議2
- 11月24日の「経済財政諮問会議」では、麻生太郎財務大臣が「財政制度等審議会の2016年度予算の編成等に関する建議」を説明した。建議は財務省の財政制度等審議会が同日、8月からの審議内容を取りまとめたもの。 建議では、財政健全化に向けた取り組みと2016年度予算編成に関して、(1)医療・介護提供体制の改革、(2)負担能力に応じた公平な負担、給付の適正化、(3)薬価、調剤等の診療報酬および医薬品等に係る改革―などを・・・
-
2015年11月24日(火)
[改定速報] 7対1要件厳格化、療養病床は医療必要度で引き下げ 諮問会議3
- 11月24日の「経済財政諮問会議」を開催し、このほか、「経済・財政一体改革各論(社会保障)」を議論した。 民間議員の伊藤元重議員(東京大学大学院教授)らは、2016年度診療報酬改定等を通じたインセンティブ改革を提案。「診療報酬本体」に関しては、前回2014年度改定で7対1病床の要件を厳格化したが、病床減少は緩やかで2025年にあるべき約13万床に対して、約3倍の水準と指摘。このため、7対1病床の要件を一層厳格化して診・・・
-
2015年11月24日(火)
[診療報酬] 「診療報酬マイナス改定への反対」を表明 保団連
-
- 一般診療所の損益差額・率ともに減少―多くの診療科で経営が悪化 診療報酬マイナス改定に強く反対する(11/24)《全国保険医団体連合会》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 28年度改定 医療制度改革
-
2015年11月20日(金)
[改定速報] 「予算編成過程で診療報酬の改定率を決めていきたい」 厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、11月20日の閣議後記者会見(厚生労働省が20日に概要(p5~p7参照)を発表している)において、議論が大詰めを迎えつつある2016年度の診療報酬改定について言及した。 塩崎厚労相は、医療費の伸びに関し、「(経済財政に関する基本方針の通称である)骨太の方針では、3年間で1兆5,000億円が目安とされていることを念頭」に置くことや、「物価や賃金の動向、医療機関の収益の状況、さまざまな医療(に・・・
-
2015年11月20日(金)
[改定速報] 次期改定の基本方針骨子案で方向性を詳しく例示 医療保険部会1
- 厚生労働省は11月20日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、2016年度改定に向けて「基本方針の骨子案」、「骨太の方針『経済・財政再生計画』の改革工程の具体化」などを議論した。今回、基本方針の骨子案として示されたのは11月19日の医療部会と同じ内容。基本方針は、今後、中央社会保険医療協議会・総会で議論される見通し。 改定の基本的な視点の「地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する・・・
-
2015年11月20日(金)
[改定速報] DPC評価分科会の改定中間取りまとめなどを了承 基本問題小委
- 厚生労働省は11月20日、中央社会保険医療協議会の「診療報酬基本問題小委員会」を開催。DPCに関し、(1)退院患者調査の見直し、(2)2016年度改定に向けた、DPC制度(DPC/PDPS)の対応・検討結果(中間取りまとめ)―を議論した。 (1)は、DPC評価分科会の小山信彌分科会長(東邦大医学部特任教授)が現状の「治癒・軽快」、「予期せぬ再入院」を用いた場合、正確にDPC制度の導入による影響の評価をできない可能性が示唆され・・・
-
2015年11月20日(金)
[改定速報] 補正加算算定の類似薬効比較方式など対象 費用対効果部会1
- 厚生労働省は11月20日、中央社会保険医療協議会の「費用対効果評価専門部会」を開催し、2016年4月の試行的導入に向けた検討を実施。(1)選定基準の具体的な要件、(2)費用対効果評価に基づく再算定の具体的な方法、(3)新規収載時に求めるデータ提出に係る取り組み―を議論した。 (1)で、厚労省は、「対象を抽出するための要件」として、(i)新規性が高いことを直接的に評価している算定方式の原価計算方式で算定されたも・・・
-
2015年11月20日(金)
[改定速報] 費用対効果の判断基準に「閾値」の設定提案 費用対効果部会2
- 11月20日の中央社会保険医療協議会の「費用対効果評価専門部会」では、(1)選定基準の具体的な要件―のほか、(2)費用対効果評価に基づく再算定の具体的な方法、(3)新規収載時に求めるデータ提出に係る取り組み―を議論した。 (2)で、厚労省は分析結果を解釈する際、費用対効果が良い・悪いという判断基準(いわゆる「閾値」)として、目安となる額の一定幅を設け、個別製品ごとに判断することを提案。閾値を定めることに関・・・
-
2015年11月20日(金)
[改定速報] 支払側「公立除く一般病院50床~299床で黒字」 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月20日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。11月4日に公表された「医療経済実態調査の結果」を議題とし、支払・診療の各号側が見解を示した。 支払側(1号側)の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は医療経済実態調査に関し、2009年度から2014年度までの中期的な経年変化を示した資料を提出し、(1)損益差額率の経年比較、(2)費用構造、付加価値額・率、労働分配率の比較―などを説明した。 全体・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。