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2014年06月23日(月)
[改定速報] 大規模病院では、高度急性期・急性期を目指す病院多い
- 福祉医療機構は6月23日に、「平成26年度診療報酬改定等の影響に関するアンケート」の分析結果を発表した。 これは、201施設(対象は1380施設)から得られた回答結果を分析したもので、回答病院の属性は次のとおりである(p1参照)(p10~p12参照)。●病床規模は、99床以下が77施設(38%)、100~199床が73施設(36%)、200~299床が32施設(16%)、300床以上が19施設(10%)(全病院の構成とほぼ同じバラつき)●平成2・・・
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2014年06月23日(月)
[医療保険] レセコン使用し書面請求する医療機関、電子請求へ移行予定多し
- 厚生労働省は6月23日に、「電子レセプトへの移行確認結果」を発表した。 医療機関等については、原則、レセプト請求を電子媒体で行うことが求められている。 しかし、レセコンを使用して書面で請求している医療機関(常勤の医師等が全員65歳以上であることにより、電子レセプト請求への移行が免除されたものを除く)については、審査支払機関への届出により、当該レセコンの減価償却期間(保守管理契約期間)またはリース契約・・・
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2014年06月23日(月)
[DPC] 基礎係数の割合引下げ、機能評価係数IIの割合引上げるべきとの提案
- 厚生労働省は6月23日に、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催した。 この日の議題は次の4点。(1)医療機関群のあり方(2)ICD-10見直しへの対応(3)CCPマトリックス(4)短期滞在手術等基本料3とDPCとの関係◆医療機関群のあり方で、基礎係数と機能評価係数IIのシェア見直し求める意見も (1)の医療機関群のあり方については、厚労省当局から「I群、II群、III群のあり方」や「激変緩和措置のあり方」などについて論点・・・
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2014年06月20日(金)
[医薬品] ファイバ注射用の用法・用量変更、保険適用上の留意事項も改正
- 厚生労働省は6月20日に、「ファイバ注射用500及び同1000の薬事法上の用法・用量の変更に伴う留意事項の一部改正」に関する通知を発出した。 血友病患者の出血を抑制する『ファイバ注射用500・同1000(一般名:乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体)』について、同日、用法・用量の一部変更が承認され、「定期投与を目的とした治療」に使用が拡大された。 これを受けて、同製剤の保険適用上の取扱いにかかる留意事項が、次の・・・
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2014年06月20日(金)
[薬価] 内用薬353品目、注射薬71品目等の後発医薬品を薬価収載
- 厚生労働省は6月20日に、「使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正」に関する通知を発出した。 今回は、後発医薬品を薬価収載している。 薬価収載された後発品は、内用薬353品目、注射薬71品目、外用薬29品目、歯科用薬剤1品目(p1参照)(p4~p15参照)。 ところで、後発品の使用を促進するために、診療報酬上「後発品を使用、調剤等した場合の加算」が設けられている(後発医薬品調剤体制加算など)。 これは、低価・・・
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2014年06月20日(金)
[薬価] 一般名処方を行う際の標準的記載例「一般名処方マスタ」を更新
- 厚生労働省は6月20日に、平成26年6月20日適用の「処方せんに記載する一般名処方の標準的な記載例(一般名処方マスタ)」を公表した。 マスタでは、内用薬・外用薬のうち、後発品の存在する先発品の主なものについて、(1)記載例(2)成分名(3)規格(4)同一剤形・規格内の最低薬価(5)効能の違い等―などが整理されている(p1~p24参照)。 平成24年度診療報酬改定において、後発品使用を促進するために、医師が銘柄名で・・・
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2014年06月18日(水)
[診療報酬] 28年度改定に向け、入院医療分科会が調査・検討開始
- 厚生労働省は6月18日に、診療報酬調査専門組織「入院医療等の調査・評価分科会」を開催した。 この日は、平成28年度診療報酬改定に向けた調査項目・内容について議論し、大枠を固めている。◆26年度改定の答申附帯意見に沿い、入院医療の実態について調査・分析 平成26年度診療報酬改定において、中医協総会で示された答申附帯意見(いわば次期改定に向けた宿題事項)では、入院医療について次の3点が指摘されている・・・
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2014年06月18日(水)
[診療報酬] 24年度改定の効果か、在宅医療・リハが増加 社会医療調査
- 厚生労働省は6月18日に、平成25年(2013)社会医療診療行為別調査の概況を発表した。 平成25年6月審査分のレセプトをもとに、医療行為や傷病の状況を調査したもの。医科病院と調剤については、厚労省のナショナルデータベース(NDB)に蓄積されている全レセプトを集計対象にしている(歯科診療所等は抽出調査)(p1参照)(p3~p4参照)。 医科入院について見てみると、1件あたり点数は4万9255.4点で、前年に比べて292.6・・・
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2014年06月17日(火)
[薬価] 薬価改定の頻度、「2年に1回」堅持を決議 自民党厚生労働部会
- 自由民主党の厚生労働部会は6月17日に、「薬価毎年改定に関する決議」を行った。 経済財政諮問会議等では、財政再建に向けた社会保障費(とりわけ医療・介護費)の伸びを抑制する手法の1つとして「薬価を毎年改定し、薬剤費を引下げる」ことが検討されている。 この点、自民党の部会は「昭和50年代に薬価の毎年改定が試行されたが、医薬品卸業者の約9割が薬価調査への協力を拒否する事態となり、それ以降は『2年に1回、診療報・・・
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2014年06月13日(金)
[看護] 訪問看護ステーション向けに診療報酬改定の考え方など情報提供
- 日本看護協会は6月30日まで、平成26年度社会保険診療報酬改定WEBセミナーの受講を募集している。平成26年6月10日までの申込期限を6月30日まで延長し多くの参加を募っている。 平成26年度診療報酬改定により「機能強化型訪問看護ステーション」が創設された。これにより24時間対応や看取りなどのサービスの安定的供給が求められ、訪問看護事業所にも基盤強化や地域の訪問看護提供体制の推進が期待されている。同セミナーは訪問看・・・
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2014年06月13日(金)
[規制改革] 「患者申出療養(仮称)」の創設等、規制改革会議が答申
- 内閣府は6月13日に、規制改革会議を開催した。 この日は、第2次答申をまとめ、安倍首相に提出した(p2~p192参照)。 規制改革会議は、「我が国の経済を再生するにあたっての阻害要因を除去し、民需主導の経済成長を実現していく」ために規制改革は不可欠の取組であることを説明。今回の第2次答申では、いわゆる「岩盤規制」(長年にわたり改革が実現できていない規制)の改革に精力的に取組んだことを強調している・・・
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2014年06月13日(金)
[医療改革] 骨太方針2014素案、「毎年の薬価改定」はややトーンダウン
- 内閣府は6月13日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」(いわゆる骨太方針の2014年版)について素案(p2~p36参照)が事務局から示された。 素案では、我が国の経済財政運営の課題として次の4点を示したうえで、具体的な取組み内容を提案している(p6~p7参照)。(1)消費税率引上げに伴う駆込み需要の反動減への対応(2)足元の動き始めた経済の好循環の更なる拡大・・・
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2014年06月12日(木)
[審査支払] 保険診療と審査を考えるフォーラムを仙台で開催 支払基金
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- 第3回「保険診療と審査を考えるフォーラム」を開催します ─聴取者募集を開始─(6/12)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬 医療保険
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2014年06月10日(火)
[医療改革] 「毎年の薬価改定」案に対し田村厚労相は慎重姿勢崩さず
- 田村厚生労働大臣は6月10日の閣議後記者会見において、(1)毎年の薬価改定(2)患者申出療養(仮称)―の2点についてコメントしている。 (1)の「毎年の薬価改定」は、産業競争力会議で示された改訂版「日本再興戦略(成長戦略)」骨子案に盛込まれたもの。 これについて田村大臣は、「なかなか技術的に難しい部分もある」「医療機関等に影響が出てくる」「毎年の薬価調査について、卸の負担が重い」などの問題点をあげ、「慎・・・
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2014年06月09日(月)
[医療改革] 2014年(26年)版骨太方針骨子案、「毎年の薬価改定」等盛込む
- 内閣府は6月9日に、経済財政諮問会議を開催した。 この日は、事務局から「経済財政運営と改革の基本方針2014(仮称)」骨子案が示され、これを了承している。 「経済財政運営と改革の基本方針2014」は、いわゆる「骨太方針」の2014年(平成26年)版である。 骨子案では、アベノミクスで好転の兆しを見せている我が国の経済について、成長を持続させるための方策を掲げている(p20~p23参照)。 医療・介護に関連の深い項目・・・
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2014年06月06日(金)
[規制改革] 精神病棟での「一般」「精神」病床の混在要望、厚労省は難色
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- 構造改革特区の第25次提案及び地域再生の第11次提案に関する検討要請に対する各府省庁からの回答について(6/6)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療制度改革 診療報酬 医療提供体制
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2014年06月04日(水)
[改定速報] 経皮的冠動脈形成術等、26年6月までの届出で4月1日に遡り算定可
- 厚生労働省は6月4日に、「平成26年度診療報酬改定における経皮的冠動脈形成術及び経皮的冠動脈ステント留置術に係る届出」についての事務連絡を行った。 K546【経皮的冠動脈形成術】およびK549【経皮的冠動脈ステント留置術】については、平成26年度改定で施設基準の届出が必要となった。 しかし、医療機関からの届出状況が芳しくないことを受け、厚労省は今般、「両手術について、平成26年4月14日時点で届出を行っていない医・・・
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2014年06月02日(月)
[改定速報] DPCから地域包括ケア病棟へ転棟、DPC点数を算定しないこと確認
- 厚生労働省は6月2日に、疑義解釈資料の送付(その7)について事務連絡を行った。 今回は、【入院基本料】【精神保健福祉士配置加算】【抗悪性腫瘍剤処方管理加算】【短期滞在手術等基本料】【リハビリ】【DPC】などについてQ&Aを掲載している。気になる部分を見てみよう。【入院基本料】 平成26年度診療報酬改定では、一般病棟やICU、HCUにおける「重症度、医療・看護必要度」の基準が見直された。あわせて、「重症度、医療・・・・
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2014年05月30日(金)
[審査支払] 平成26年3月診療分は総計8929万件、9820億円 支払基金
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- 平成26年3月診療分の件数と金額が確定(5/30)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬 医療保険
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2014年05月30日(金)
[材料価格] 脊椎固定用材料や体外循環用カニューレ等の定義を一部改正
- 厚生労働省は5月30日に、「特定診療報酬算定医療機器の定義等について」等の一部改正に関する通知を発出した。 ここでは、次の2本の通知について一部改正を行っている(p1参照)。(1)特定診療報酬算定医療機器の定義等について(平成26年3月5日付・保医発0305第7号)(2)特定保険医療材料の定義について(平成26年3月5日付・保医発0305第8号) (1)の「特定診療報酬算定医療機器」は、いわゆるA2(特定包括:眼内レン・・・
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2014年05月30日(金)
[材料価格] 血管内手術に用いる『ダック カテーテル』など保険収載
- 厚生労働省は5月30日に、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。平成26年6月1日から適用されている。 区分C1(新機能:新たな機能区分が必要で、技術はすでに評価されているもの)としては、次の製品が保険収載された(p25参照)。●加速度検知式のレート応答機能などをもつ植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータとその付属品である『アルーア クアドラCRT-P』、『リリーブ クアドラCRT-P』(セント・ジュー・・・
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2014年05月30日(金)
[材料価格] 医療機器の保険適用通知、製品コード等を一部訂正
- 厚生労働省は5月30日に、「医療機器の保険適用について」等を一部訂正する事務連絡を行った。 今回は、(1)平成23年6月30日付(保医発0630第2号)(2)平成25年11月29日付(保医発1129第2号)(3)平成25年12月27日付(保医発1227第2号)(4)平成26年4月30日付(保医発0430第1号)―の4つの「医療機器の保険適用」通知と平成26年4月30日付の「医療機器の保険適用の一部訂正」事務連絡について、それぞれ訂正している・・・
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2014年05月30日(金)
[薬価] アルツハイマー型認知症治療薬である『メマリーOD錠』等を薬価収載
- 厚生労働省は5月30日に、「使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正」に関する通知を発出した。 今回は、『アジルバ錠』『エネーボ配合経腸用液』『メマリーOD錠』など内用薬9品目、『アボネックス筋注』など注射薬2品目を新たに薬価収載している。適用は平成26年5月30日から(p1参照)(p4参照)。 合わせて、『アボネックス筋注』と『メマリーOD錠』について、使用上の留意事項を掲載している。 まず『アボネックス・・・
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2014年05月30日(金)
[薬価] プロプラノロール塩酸塩、低酸素発作の発症抑制への適応を保険収載
- 厚生労働省は5月30日に、「公知申請に係る事前評価が終了した医薬品の保険上の取扱い」に関する通知を発出した。 同日開催の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会において事前評価が行われた1成分1品目について、適応外使用の公知申請を行っても差支えないという結論が得られ(p3~p4参照)、同日付で保険適用となった(p1参照)。 保険適用となったのはプロプラノロール塩酸塩(販売名:インデラル錠10mg)。右心室流出・・・
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2014年05月28日(水)
[DPC] DPC改革の検討方針了承されるも、医療機関群設定等に注文つく
- 厚生労働省は5月28日に、中医協の診療報酬基本問題小委員会を開催した。 この日は、平成28年度のDPC制度改革に向けた検討方針とスケジュールについて検討した。この内容は、同日に開かれた中医協総会でも了承されている。 DPC制度改革の論議は、もっぱら下部組織である診療報酬調査専門組織「DPC評価分科会」で行われ、節目節目で親会議である中医協に状況報告したうえで了承を得るという手順で進められる。 今般、DPC分科会・・・
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