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2009年04月25日(土)
医療機関におけるブタインフルエンザの暫定ガイダンスを通知 厚労省
- 厚生労働省は4月25日に、メキシコ及び米国におけるインフルエンザ様疾患の発生状況について、情報提供を行った。資料によると、メキシコにおいて3月18日から4月23日までの間に、59例の死亡例を含む854例のインフルエンザ様症状のある患者が発生している。このうち18例については、カナダにおいて豚インフルエンザウイルス(H1N1亜型)であり、12検体については、米国で報告されているものと遺伝学的に同一と報告している・・・
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2009年04月20日(月)
パンデミックワクチンの製造能力強化に15億円 第2次補正予算
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厚生労働省が4月20日に開催した、新型インフルエンザ専門家会議で配布された資料。この日は、新型インフルエンザワクチンに関する研究の報告等が行われた。
報告されたのは、(1)新型インフルエンザプレパンデミックワクチンの安全性・免疫原性および交叉免疫性に関する研究(2)新型インフルエンザウイルスに対するプレパンデミックワクチンの安全性の研究(3)沈降新型インフルエンザワクチンの持続性及び交叉免疫性に関す・・・
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2009年04月14日(火)
日本脳炎の予防接種に「乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン」を追加 意見募集
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厚生労働省は4月14日に、予防接種実施規則の一部を改正する省令(案)に対する意見募集を開始した。
今回の改正は、日本脳炎の定期の予防接種における第1期予防接種において、「乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン」を使用可能とするもの(p4参照)。資料には、改正する背景や趣旨が掲載されている。
なお、意見募集は、平成21年5月13日まで受け付けている(p2参照)。
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2009年04月01日(水)
肝炎インターフェロン医療費の助成期間を延長 厚労省
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厚生労働省は4月1日に、肝炎治療特別促進事業(肝炎インターフェロン医療費助成事業)の運用変更について公表した。
資料では、同事業に関しては、「新しい肝炎総合対策」に掲げる主要な施策の1つとして平成20年度から実施しているが、平成21年度予算の成立を受けて運用の変更を行う、としている。変更内容は(1)助成期間の延長(2)自己負担限度額の階層区分の決定―に関する運用である。具体的には、一定の要件を満たし、医・・・
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2009年03月24日(火)
受動喫煙防止対策に関する報告書を公表 厚労省検討会
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厚生労働省が3月24日に公表した「受動喫煙防止対策のあり方に関する検討会」の報告書。
報告書では、「多数の者が利用する公共的な空間にいついては、原則として全面喫煙であるべき」「社会情勢の変化に応じて暫定的に喫煙可能区域を確保することも、とり得る方策の1つ」などとする、基本的考え方を示した(p1参照)(p4参照)。
また、報告書では今後推進すべき受動喫煙防止対策として(1)施設・区域において推・・・
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2009年03月19日(木)
がん診療連携拠点病院の指定要件充足状況を回答 厚労省
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厚生労働省は3月19日に、平成20年10月31日現在のがん診療連携拠点病院の現況報告書に基づき、指定要件の充足状況に関する回答をまとめ、公表した。
資料によると、充足率の高い上位5要件のうち、「我が国に多いがんについて、集学的治療及び緩和ケアを提供する体制を有するとともに、各学会の診療ガイドラインに準ずる標準的治療等、がん患者の状態に応じた適切な治療を提供している」「相談支援を行う機能を有する部門を設置・・・
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2009年03月19日(木)
新型インフルエンザ対策の推進状況等を説明 ブロック会議
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厚生労働省が3月5日から26日にかけて各地区で開催している、新型インフルエンザ対策ブロック会議で配布された資料(当該資料は、3月19日に北海道地区で配布)。この日は、国立感染症研究所感染症情報センター主任研究官、厚生労働省健康局結核感染症課国際感染症情報専門官等から、新型インフルエンザ対策及びその推進の現状等について講演があった。
新型インフルエンザへの対応については、新型ウイルス(パンデミック)対策・・・
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2009年03月18日(水)
複数の市町村のがん検診受診率を同一基準で比較・評価へ 厚労省通知
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厚生労働省が3月18日付けで各都道府県衛生主管部(局)長に宛てて出した、市町村がん検診事業の充実強化に関する通知。今般、「がん検診事業の評価に関する委員会」において報告書がとりまとめられ、複数の市町村のがん検診受診率を同一基準で比較・評価するために用いる対象者数の統一的な考え方が示されたことに伴うもの。
通知では、この統一的考え方を参考に、推計対象者数の算出を行うとともに、推進対象者数を用いた平成・・・
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2009年03月17日(火)
がんの普及啓発について、日本対がん協会等の取り組みを紹介 厚労省
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- がんに関する普及啓発懇談会(第3回 3/17)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 総務課がん対策推進室 カテゴリ: 保健・健康
公開シンポジウムでは、(1)韓国でのがん検診受診率50%達成(p4~p13参照)(2)英国における「がん当事者の語り」による普及啓発(p14~p20参照)(3)日本対がん協会の取り組み(p21~p27参照)(4)がん検診~富山県の取り組み~(p30~p36参照)―・・・
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2009年03月13日(金)
インフルエンザ患者数が再び急増、4万5000人超に 発生報告
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厚生労働省は3月13日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第17報)を公表した。この報告書は平成21年3月1日から3月7日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数は、このところ減少傾向であったものが再び急増し、この1週間で前回報告(2月22日から2月28日分)を約8000人上回る4万5399人となっている。累計は3・・・
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2009年03月11日(水)
鳥インフルエンザのヒトでの発症は前回より2例増の411例に
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厚生労働省は3月11日に、WHO・各国政府の正式な公表に基づく2003年11月以降の「鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例」を公表した(p1参照)。
WHO公表資料によると、2009年3月11日現在、WHOに報告された鳥インフルエンザ確定症例数は前回(3月2日)より2例増え411例だった。うち死亡数は前回と変わらず256例である(p2参照)。
国別では、インドネシアが最も多く141例(うち死亡例115例)、次いでベト・・・
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2009年03月10日(火)
特定健診の実施機関は診療所が6割以上 厚労省実態調査
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厚生労働省が3月10日に公表した「特定健康診査及び特定保健指導のアウトソーシング先実態調査結果」。調査対象は平成19年7月23日から平成20年12月31日24時までに特定健康診査(以下、特定健診)・特定保健指導機関データベースに登録した事業者(p1参照)。
今回の調査結果では、有効回答数は特定健診機関1万1203件、特定保健指導機関3780件で、前回調査から約2ヵ月後であり、ともに登録者数は微増であった、としている<・・・
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2009年03月06日(金)
インフルエンザ、再び増加へ インフルエンザ様疾患発生報告
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厚生労働省は3月6日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第16報)を公表した。この報告書は平成21年2月22日から2月28日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数はこのところ減少傾向であったものがこの1週間で3万7544人となり、累計は33万7084人になった。昨年同期の13万3363人と比べると2.5倍以上となって・・・
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2009年03月04日(水)
受動喫煙防止対策検討会の報告書案、たばこ価格・税引上げに言及
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厚生労働省3月4日に開催した、受動喫煙防止対策のあり方に関する検討会で配布された資料。この日は、検討会報告書(案)が示された。
案では、受動喫煙防止対策について(1)現況認識と基本的考え方(2)今後推進すべき受動喫煙防止対策(3)今後の課題―が示されている(p11~p17参照)。
今後の課題では、「たばこ価格・たばこ税の引上げによって喫煙率の低下を図ることは重要である」と記載されている(p15~p16参照)・・・
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2009年03月02日(月)
鳥インフルエンザのヒトでの発症は409例、うち256例が死亡
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厚生労働省は3月2日に、WHO・各国政府の正式な公表に基づく2003年11月以降の「鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例」を公表した(p1参照)。
WHO公表資料によると、2009年3月2日現在、WHOに報告された鳥インフルエンザ確定症例数は409例で、うち死亡数は256例だった(p2参照)。
国別では、インドネシアが最も多く141例(うち死亡例115例)で、ついでベトナム109例(同54例)、エジプト56例(同23例)・・・
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2009年03月02日(月)
健康日本21ほか、健康関連施策の取組状況を報告 厚労省
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厚生労働省が3月2日に開催した健康日本21推進国民会議で配布された資料。この日は、健康日本21について、これまでの取り組み状況が報告されている(p3~p14参照)。
また、(1)健やか生活習慣国民運動(p15~p18参照)(2)平成19年国民健康・栄養調査(p19~p70参照)(3)特定健診・特定保健指導の状況(p71~p83参照)(4)たばこ対策の取組(p84~p109参照)(5)女性の健康づくり(p110~p122参照)―につい・・・
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2009年02月26日(木)
平成21年4月1日時点で全国のがん診療連携拠点病院は375病院に
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厚生労働省が2月26日に公表した、平成21年4月1日までに指定予定の「がん診療連携拠点病院指定一覧表」。
一覧表によると、平成21年4月1日時点(予定)の都道府県がん診療連携拠点病院は、全国で51病院となっている。また、地域がん診療連携拠点病院は324病院となっており、がん診療連携拠点病院は合計で375病院となることが明らかになった(p1~p10参照)。
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2009年02月26日(木)
平成22年度がん対策予算に向け、提案書を公表 がん対策推進協議会
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厚生労働省が2月26日に開催した、がん対策推進協議会で配布された資料。この日は、平成21年度がん対策予算案などについて報告が行われ、がん対策の推進に関する主な取組(アクションプラン)について議論された。
平成21年度がん対策関係予算案は、厚労省、文部科学省、経済産業省の3省で、524億円を計上している(p4参照)。
また、「平成22年度がん対策予算に向けた提案書」が提示され、(1)がん対策予算を大幅に増や・・・
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2009年02月25日(水)
肝炎インターフェロン治療受給者証交付件数は上半期で2万6529件
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厚生労働省は2月25日に、平成20年度の肝炎インターフェロン治療受給者証交付申請件数等調(上半期分)を公表した。これは、平成20年4月~9月分の平成20年度の肝炎インターフェロン治療受給者証交付申請件数等について一覧で取りまとめられている(p1参照)。
平成20年4月~9月に、肝炎インターフェロン治療受給者証の交付申請が行われたのは、全国で2万9593件で、実際に交付されたのは2万6529件となっている(p2参照)・・・
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2009年02月23日(月)
「日本人の食事摂取基準」、最新の知見に基づき指標等を見直し
- 厚生労働省は2月23日に、「日本人の食事摂取基準」2010年度版(案)について、策定での方針及び見直し事項を明らかにした。見直しは、最新の知見に基づく指標及び数値等で、対象としたエネルギーと栄養素があげられている(p4参照)。栄養素の各指標については、過剰摂取による健康障害からの回避として、2005年版では「上限量(UL)」としていたものを、「耐用上限量(UL)」へと変更される(p5参照)。また年齢区分に・・・
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2009年02月20日(金)
この1週間のインフルエンザ患者数は約1万人減の3万455人
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厚生労働省は2月20日に、インフルエンザ様疾患発生報告(第14報)を公表した。この報告書は平成21年2月8日から2月14日までの1週間に、保育所、幼稚園、小学校、中学校でインフルエンザによる休校、学年・学級閉鎖があった施設数や患者数を都道府県別に計上したもの。
全国の患者数はこの1週間で3万455人で、前回調査(4万7472人)に比べて約1万人減少した。累計は27万2314人で、昨年同期の12万828人と比べると2倍以上となって・・・
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2009年02月18日(水)
鳥インフルエンザのヒトでの発症は408例で前回とほぼ同じ
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厚生労働省は2月18日に、WHO・各国政府の正式な公表に基づく2003年11月以降の「鳥インフルエンザ(H5N1)発生国及び人での発症事例」を公表した(p1参照)。
WHO公表資料によると、2009年2月18日現在、WHOに報告された鳥インフルエンザ確定症例数は前回調査(2月12日)から1例増えただけの408例で、うち死亡数は前回同様254例だった(p2参照)。
国別では、インドネシアが最も多く141例(うち死亡例115例)で、次い・・・
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2009年02月18日(水)
HIV感染者及びAIDS患者の新規報告数は計402件で、過去2位の結果
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厚生労働省が2月18日に開催したエイズ動向委員会で配布された資料。この日は、平成20年9月29日~12月28日までの、エイズの動向に関する報告が行われた。
報告によると、新規HIV感染者(以下、感染者)報告数は292件(前回報告294件、前年同時期277件)で過去2位、新規AIDS患者(以下、患者)報告数は110件(前回報告119件、前年同時期95件)で過去4位だった。感染者と患者を合わせた新規報告数は402件で、過去2位となっている&・・・
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2009年02月17日(火)
インターフェロン治療、自己負担額の引き下げは考えていない 厚労省答弁書
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厚生労働省は2月17日に、衆議院議員から提出されたインターフェロン治療における医療費助成に関する質問に対する答弁書を公表した。
答弁書では、「インターフェロン医療費助成事業における一人当たり補助額は、事務費を除いた事業費総額256億円を想定される助成対象者数十万人で単純に割ると、年間約26万円となる」「自己負担額については、過重な負担とならないよう世帯の所得に応じた額を設定しているところであり、その引・・・
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2009年02月16日(月)
管理栄養士養成施設に関する指定等業務、地方厚生局へ委任
- 厚生労働省は2月16日に、管理栄養士養成施設に係る指定等業務の地方厚生局への委任について、意見募集を開始した。管理栄養士養成施設の指定監督業務は、これまで厚生労働省本省において行ってきたが、地方厚生局において行うこととするため、栄養士法施行規則及び管理栄養士学校指定規則について所要の規定の整備を行うもの(p1参照)。資料には、管理栄養士養成施設に係る指定等業務の地方厚生局への委任について概要が示・・・
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