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2023年06月14日(水)
[医療提供体制] 医療現場での介護ロボ活用「時期尚早」 中医協・江澤委員
- 中央社会保険医療協議会が14日に開いた総会では、診療側の江澤和彦委員(日本医師会常任理事)が、医療現場での介護ロボットの活用は時期尚早だとの認識を示した。介護ロボットの活用の効果を測定する国の実証事業が行われているが、江澤委員は、検証事例が少なくエビデンスの構築がまだ進んでいないことを理由に挙げた。 ただ、少子化の進展によって生産年代の急速な人口減少が見込まれるだけに、江澤委員は「ケアの質を確保し・・・
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2023年06月14日(水)
[先進医療] 先進医療および患者申出療養の技術各1件を承認 中医協
- 中央社会保険医療協議会・総会は14日、先進医療会議および患者申出療養評価会議でともに「適」と判断された、先進医療B、患者申出療養の技術各1件を承認した。詳細は以下の通り<doc9646page1>。【第119回先進医療会議における先進医療Bの科学的評価結果】▽技術名:着床前胚異数性検査▽適応症等:胚移植を受ける不妊症患者のうち、▽反復する体外受精または顕微授精・胚移植の不成功の既往を有する▽反復する流死産の既往を有・・・
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2023年06月14日(水)
[診療報酬] 地域医療体制確保加算の効果を疑問視 中医協・支払側委員
- 中央社会保険医療協議会の総会が14日開かれ、支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は、勤務医の負担軽減や処遇改善の体制整備を評価する「地域医療体制確保加算」の効果を疑問視し、この加算を存続させるかどうかを含めて2024年度の診療報酬改定に向けて議論する必要があると主張した。 時間外労働に月80時間(年960時間相当)以上従事する医師の割合が、この加算を算定する病院で2020-22年にむしろ上昇していたと・・・
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2023年06月14日(水)
[診療報酬] 病棟薬剤師の給与改善へ「診療報酬で手当てを」 中医協
- 14日に開かれた中央社会保険医療協議会の総会で、診療側の池端幸彦委員(日本慢性期医療協会副会長)は病棟での薬剤師のニーズがあるものの働き手が不足しているのは薬局の薬剤師と比べて給与が低いからだとし、病棟薬剤師の処遇が改善されるよう2024年度の診療報酬改定で何らかの手当てをする必要があると主張した。支払側の委員からは、22年10月に新設された「看護職員処遇改善評価料」の対象となる職種に薬剤師も加えることを・・・
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2023年06月14日(水)
[診療報酬] 急性期病棟に介護福祉士、「診療報酬で評価」に反対 中医協
- 中央社会保険医療協議会が14日に開いた総会では、急性期病棟への介護福祉士の配置を診療報酬で評価することに、吉川久美子専門委員(日本看護協会常任理事)が反対を表明した。 介護福祉士など病院に勤務する介護の専門職に対する診療報酬の評価は、2024年度の診療報酬改定に向けて日本病院団体協議会が国に求めている。入院患者の高齢化が進行して介護が必要な割合が上昇しているため。 中医協の総会と社会保障審議会の介護給・・・
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2023年06月14日(水)
[医療提供体制] マイナ保険証問題で健保連委員「真摯に受け止め」
- マイナンバーカードと一体化した健康保険証で医療情報の誤登録などの問題が生じていることについて、中央社会保険医療協議会の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)が14日の総会で、「真摯に受け止めている」と述べた。また、厚生労働省の指示の下で登録済みデータの点検作業を行っており、引き続きしっかりと対応していく考えも示した。 マイナ保険証によるオンライン資格確認を巡っては、保険者が登録した加入者データに誤・・・
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2023年06月08日(木)
[診療報酬] 急性期充実体制加算、届け出の課題「手術実績」 中医協分科会
- 厚生労働省が8日、中央社会保険医療協議会の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」に報告した実態調査の結果によると、2022年度の診療報酬改定で新設された「急性期充実体制加算」を届け出ていない理由として、「200-399床」と「400床以上」の病院では「手術等に係る実績」を挙げる割合が共に最も高かった<doc9599page37>。 調査では、急性期一般入院料1のうち、急性期充実体制加算を届け出ていない計292病院が挙げた・・・
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2023年06月08日(木)
[診療報酬] 回復期リハ入院料1・2、重症度割合は40-50% 中医協分科会
- 厚生労働省によると、回復期リハビリテーション病棟入院料1・2を届け出ている病院での重症度割合の平均値はおおよそ40-50%で、2022年度の診療報酬改定で見直された基準値をクリアしていた。また、同入院料1・3の病院でのリハビリ実績指数にいたっては基準値を大きく上回っていた<doc9599page93>。 22年度の診療報酬改定では、回復期リハビリテーション病棟入院料の施設基準に係る見直しも行われた。新規入院患者のうち・・・
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2023年06月08日(木)
[診療報酬] 情報通信機器を用いた診療、届け出246施設の大半が実施せず
- 厚生労働省によると、スマートフォンなどの情報通信機器を用いた場合の初診料などの施設基準を届け出ている246カ所の医療機関の大半が2022年10月に情報通信機器を用いた診療を実施しなかった。ただ、この1カ月間に関連の再診料や外来診療料を15回以上算定する医療機関が約1割あった<doc9599page200>。 22年度の診療報酬改定では、厚労省の指針に基づき医師が情報通信機器で初診を行った場合の評価として初診料(251点)に・・・
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2023年06月08日(木)
[診療報酬] 22年度改定後、急性期病院「重症患者」受け入れ割合低下
- 厚生労働省は8日、急性期病院による重症患者の受け入れ割合が2022年度の診療報酬改定後に下がったとする実態調査の結果を中央社会保険医療協議会の分科会に報告した。急性期一般入院料1では、入院患者の状態をDPCデータで評価する「重症度、医療・看護必要度II」(看護必要度II)の場合、377病院の平均で3.5ポイント低下していた<doc9599page41>。 22年度の診療報酬改定では、一般病棟用の看護必要度の測定項目と共に、急・・・
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2023年06月08日(木)
[診療報酬] 地ケア持つ医療機関の約8割、夜間・深夜も救急対応 厚労省
- 厚生労働省は8日、地域包括ケア病棟を有する約400カ所の医療機関の8割近くが、日中だけでなく夜間や深夜も救急患者を受け入れているとする調査結果を中央社会保険医療協議会の分科会に示した。受け入れの頻度は「週7日」が最も多く、全体の6割を占めた<doc9599page70>。 2022年度の診療報酬改定では、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料を算定する病棟や病室のベースの部分の役割に「救急の実施」を設定した。医療法・・・
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2023年05月31日(水)
[医療機器] 区分C2などの医療機器を保険適用 厚労省
- 厚生労働省は5月23日付および5月31日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。 5月24日から新たに保険適用されたのは、区分C2(新機能・新技術)として「ヴィアフューザー皮下投与システム」(アルフレッサファーマ)<doc9558page2>。 また、6月1日から新たに保険適用されたのは、区分C2(新機能・新技術)として「Coolief 疼痛管理用高周波システム」(アバノス・メディカル・ジャパン)、「AQUABEAM ロボ・・・
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2023年05月30日(火)
[診療報酬] 看護賃上げ7月中に実績報告、評価料の算定医療機関 厚労省
- 2022年10月に新設された看護職員処遇改善評価料を届け出ている医療機関が23年度も評価料の算定を継続する場合は、22年度分の「賃金改善実績報告書」と23年度分の「賃金改善計画書」を地方厚生局へ7月中に提出する必要があると、厚生労働省が注意を呼び掛けている<doc9514page2>。 厚労省はまた、賃金改善の実績額が評価料の収入の全額を下回る場合は算定要件を「満たさないこととなる」として、医療機関が改善計画書に盛・・・
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2023年05月19日(金)
[診療報酬] データ提出加算、42病院が届け出れば算定可能に 厚労省
- 厚生労働省は19日、データ提出の実績が認められた42病院について診療報酬の「データ提出加算」に係る届け出を行えば同加算を算定できると地方厚生局などに通知した。月内に届け出た場合、6月からの算定を認める<doc9257page1>。 一方、既に届け出ている別の36病院はデータの提出に遅延などが認められたため、同月に算定できないことも周知した<doc9256page1>。・・・
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2023年05月18日(木)
[診療報酬] コロナ入院調整業務、外部への依頼は報酬算定不可 厚労省
- 厚生労働省は、医療機関が都道府県や医療関係団体、外部の業者などに新型コロナウイルス感染患者の入院調整業務を依頼した場合は、入院調整に係る診療報酬の算定を認めないとする疑義解釈資料を示した<doc9227page3>。 新型コロナの感染症法上の位置付けが5類に変更された8日以降、以前は行政が担ってきた新型コロナ患者の入院調整を医療機関が行った場合に救急医療管理加算1として950点の算定を、厚労省が特例的に認めて・・・
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2023年05月18日(木)
[診療報酬] 医療用麻薬対応の薬局への配慮を改定議論で検討 意見交換会
- 自宅や高齢者施設等で緩和ケアが行われる際に薬局が麻薬調剤に対応することが求められているが、18日に開かれた2024年度の診療報酬・介護報酬の同時改定に向けた意見交換会では委員から、法令上の規制を遵守し夜間や休日対応を行うにあたってかなりの負担が発生しているとして配慮を求める声が上がった。 中央社会保険医療協議会と社会保障審議会・介護給付費分科会による意見交換会では、人生の最終段階における意思決定支援を・・・
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2023年05月18日(木)
[診療報酬] 訪問看護に特定行為研修修了者の配置促進を 意見交換会で
- 2024年度に行われる診療報酬と介護報酬の同時改定に向けて関係者による3回目の意見交換会が18日開かれ、厚生労働省は、40年ごろにかけて増加が見込まれる訪問看護のニーズに対応するため、質の向上を進める必要があるという認識を示した<doc9219page7>。意見交換では、特定行為研修を修了するなど、高い専門性を身に付けた看護師の配置への評価を求める意見が複数あった。 また、厚労省の集計では、看護職員が少ない訪問・・・
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2023年05月18日(木)
[医療提供体制] 人生最終段階の医療、医師2割「話し合いほとんど行わず」
- 人生の最終段階における医療・ケアに関する患者・利用者との話し合いの実施状況について、厚生労働省の調査で、医師の2割超が「ほとんど行っていない」と回答していることが分かった<doc9217page4>。18日に開かれた中央社会保険医療協議会と社会保障審議会・介護給付費分化会による意見交換会で示された。 厚労省のガイドラインでは、医療・ケアを受ける本人が医療・介護従事者などのチームと十分話し合い、本人による意・・・
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2023年05月17日(水)
[医薬品] 新医薬品11成分17品目の薬価収載を了承 中医協・総会 厚労省
- 中央社会保険医療協議会・総会は17日、新医薬品11成分17品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は5月24日。詳細は以下の通り<doc9137page1><doc9137page2>。●その他の血液・体液用薬/ドプテレット錠20mg/アバトロンボパグマレイン酸塩/待機的な観血的手技を予定している慢性肝疾患患者における血小板減少症の改善/Swedish Orphan Biovitrum Japan/類似薬効比較方式(I)/20mg1錠:7,106.60円●他に分類され・・・
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2023年05月17日(水)
[診療報酬] コロナ薬の処方箋、公費負担者番号など記載を 厚労省要請
- 厚生労働省は、医療機関が新型コロナウイルスの感染患者を診療して処方箋を交付する際に公費負担者番号や公費負担医療の受給者番号をできる限り記載するよう求める事務連絡を出した<doc9228page2>。 記載に当たっては、3月20日付の厚労省通知「新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけの変更に伴う公費支援の費用の請求に関する診療報酬明細書の記載等について」を参照するよう促している<doc9228page2>。・・・
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2023年05月17日(水)
[診療報酬] 在宅自己注の対象薬、新薬以外も年4回収載時に追加へ 厚労省
- 厚生労働省は17日、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤について、新薬以外の医薬品も原則として新薬の薬価収載(年4回)のタイミングに合わせて追加することを中央社会保険医療協議会・総会に示し、了承された。より有用性の高い新しい治療法へのアクセスを速やかに確保するのが狙いで、現行の運用基準を見直す。 同管理料の対象薬剤について、新医薬品は原則として薬価収載時に、それ以外の医薬品は原則2年ごとの診療報酬改定に・・・
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2023年05月17日(水)
[診療報酬] 働く人の精神行動障害予防に効果ある診療に報酬を 中医協委員
- 中央社会保険医療協議会・総会で、支払側の安藤伸樹委員(全国健康保険協会理事長)が「精神・行動障害の予防に効果のある診察や診療に報酬を付けるのも1つの方法ではないか」と提案した。 17日の総会で、厚生労働省が妊産婦のメンタルヘルスの重要性を示したことに対し、安藤委員は、これらの重要性に異論はないとしながらも、妊産婦の数よりも多い「働く人」のメンタルヘルスに関する厚労省の見解について質問した。 安藤委・・・
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2023年05月17日(水)
[診療報酬] 地域包括ケア病棟入院料の病床4年間で51.7%増 厚労省集計
- 厚生労働省は17日、地域包括ケア病棟入院料の届け出病床が2017-21年に51.7%増えたとする集計結果を中央社会医療保険協議会・総会に示した。回復期リハビリテーション病棟入院料の病床は12.3%の増。これに対し、一般病棟入院基本料と療養病棟入院基本料はそれぞれ13.6%、6.7%減少していた<doc9155page20>。 厚労省は、17年と21年(いずれも7月現在)の入院料ごとの届け出病床数をそれぞれ集計し、増減を調べた・・・
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2023年05月17日(水)
[診療報酬] 二次救急医療機関への評価充実要望、中医協で診療側
- 中央社会保険医療協議会・総会は17日、都道府県が医療計画に記載する救急医療や周産期医療などの事業に関する評価の在り方を議論した。診療側の委員が、第二次救急医療機関で本来対応すべき患者を第三次救急医療機関で多く受け入れている背景には、診療報酬で高度急性期医療を担う病院への評価を重視してきた一方で第二次救急医療機関への評価が不十分だったことが影響していると指摘。2024年度診療報酬改定で第二次救急医療機関・・・
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2023年05月10日(水)
[医療機器] 医療機器4品目の保険適用を承認 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は10日、医療機器4品目の保険適用を承認した。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C1(新機能)(2023年6月収載予定)●「REGENETEN インプラント」(スミス・アンド・ネフュー)<doc9078page2>▽使用目的:腱組織の足場となる配向されたコラーゲン繊維で腱を管理および保護することにより、組織の実質的な喪失を伴わない腱損傷部位の修復を促進するために使用する。▽保険償還価格:REGENETEN ・・・
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