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【資料1】アレルギー疾患対策の取組について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34044.html
出典情報 アレルギー疾患対策推進協議会(第17回 7/12)《厚生労働省》
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保健衛生医療調査等推進事業費補助金(AMED)
免疫アレルギー疾患実用化研究事業
事業概要(背景・目的)
アレルギー疾患対策の一層の充実を図るため、平成26年にアレルギー疾患対策基本法が成立し、疾患の本態解明、革新的な治療法の開
発等に資する研究を推進している.平成31年1月に「免疫アレルギー疾患研究10か年戦略」が発出され、わが国として目指すべきビジョン
と具体的な研究事項が明示された.
本事業では免疫アレルギー疾患の病因・病態の解明等に関する研究や、予防、診断、治療・予後QOLに関する質の高い基礎的研究に立脚
した「成果やシーズ」を着実に実用化プロセスに乗せて、新規創薬、層別化に資するデータ・ゲノム基盤等の研究開発を促進する.
エビデンス創出
診療の質向上に資する
エビデンス創出

病態解明治療研究
患者調査

実用化に向けた基礎的研究

ゲノム・データ
基盤 PJ

3課題

疾患基礎研究

30課題

PJ

医薬品・医療機器等開発
Step 0

Step 1

医薬品

Step 2

PJ
2課題

代表的成果

※課題数:令和4年度

アトピー性皮膚炎の発症や重症化に関わる
機能的な遺伝子多型を発見

国際ゲノム解析により関節リウマチの遺伝
的背景を解明-個人のゲノム情報を活用し
た発症予測の社会実装に貢献-

アトピー性皮膚炎に対する新規メカニズム
による治療薬の探索・開発
表皮を標的としたアトピー性皮膚炎の
治療の最適化を目指す新規薬剤の開発
(2014-2016年)
JAK阻害剤 外用薬のシーズ探索

Allergy 2022

・アトピー性皮膚炎の発症に関わる一塩基多型、
rs17673268を同定した。
・DOCK8遺伝子多型がアトピー性皮膚炎の素因や
重症化リスクに関連する機能的な遺伝子多型で
あることが判明した。

Nature Genetics 2022

・関節リウマチ患者35,871人と健常人240,149 人
を対象にGWAS を実施し、関節リウマチの発症に
かかわる34 個の遺伝的変異を新たに同定した。
・東アジア人集団と欧米人集団とで同程度の
Polygenic risk score予測精度が観察された。

2019年1月薬事申請
2020年1月製造販売承認

世界初の外用JAK阻害剤
デルゴシチニブ:コレクチム®

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