よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料1 これまでの議論の整理等を踏まえた福祉用具貸与・販売種目のあり方に係る参考資料 (2 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34212.html
出典情報 介護保険制度における福祉用具貸与・販売種目のあり方検討会(第7回 7/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

基本的な考え方
○ 福祉用具貸与・販売種目のあり方等の検討に際しては、以下の基本的な視点を踏まえて、検討を
進めるべきである。


高齢者の自立
介護保険制度における、高齢者の自立支援、利用者自身の選択、予防重視、在宅重視という基
本的な理念は普遍的であり、各サービス等によって日常生活の拡大や、社会参加によって地域共
生社会の一員として暮らせることを目指すものであり、福祉用具の使用は一つの手段であること
を認識した上で、高齢者等の自立にとって何が適切なのかを踏まえて検討をする必要がある。



福祉用具貸与等が果たしてきた役割
在宅生活の維持や、効果的・効率的な給付において、福祉用具貸与や介護支援専門員との連携
も含めた福祉用具専門相談員が果たしている役割の重要性を踏まえるべきである。



制度の持続可能性の確保
今後も利用者が増加する一方、担い手である現役世代は減少していくことから、介護保険制度
の持続可能性も踏まえて、共助の仕組みである福祉用具貸与について、介護保険方式の全体の中
のリスクをどう考えるのか、社会保障制度としての公平性や機会均等、給付と負担等の観点から
議論していくことが必要である。



制度制定当時からの変化に伴う対応
介護保険法施行当初と比較して、福祉用具製品の充実や市場の拡大、要支援の者、要介護度1
の者については特に増加率が高くなっていることから、これらの変化も踏まえ、現在の状況に即
した議論を進めるべきである。

1