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ヒアリング資料2 一般社団法人 全国地域で暮らそうネットワーク (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34228.html
出典情報 障害福祉サービス等報酬改定検討チーム(第30回 7/21)《厚生労働省》
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令和6年度障害福祉サービス等報酬改定に関する意見等(詳細版)
1-10 自立訓練の充実
地域づくりに資する活動やピアサポーターによる支援をしている事例紹介
・自立訓練のプログラムの一環として地域住民を対象としたキャンドルナイト事

業を実施している。これは、町民対象とし事前に保育園、幼稚園、小・中学校
回りをして、利用者である精神障害当事者が体験談発表をし、紙コップを配り
「感謝をしたい人に感謝の言葉を書いてもらう」、そのコップにろうそくを立てて
キャンドルナイトのイベントを年2回実施している。精神障害あるいは精神保健
の問題を住民にも身近に感じてもらう啓発となり、精神障害があっても住みよいまちづくりに寄与
している。
・社会福祉協議会が窓口になっている福祉教育事業として、小・中学校の総合教育のカリキュラ
ムとしてオーダーのあった学校で、障害があってもなくても自分を大事すると周りも大事にできる、
福祉思想を啓発するという目的で利用者である精神障害当事者が体験談を話す活動をしている。
・法人併設の地域活動支援センターよりピアサポーターの派遣(3人~5人)を受けてプログラム
等で連携している。自立訓練のプログラムの一環として、ピアサポートプログラムを運営、企画は
生活支援員とピアサポーターとで企画、体験談をわかちあい、利用者にとってロールモデルとして
効果を得ている。
・事業所の元利用者がピアサポーターとして職員になることで生まれる利用者との関係性の問題
を解決するため、近隣の事業所同士でピアサポーターの雇用を受け合う仕組みを展開している。
ピアサポーターは、ひきこもりのケースに対し体験に基づいた助言や経験を話すことで利用者の
共感性を得ることができ、適切な助言を行えることで支援の効果につながっている。
厚生労働省令和4年度障害者総合福祉推進事業「自立訓練事業における標準的な支援プログラム及び評価指標の
活用についての調査研究」(PwCコンサルティング合同会社)
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